[映画・ビデオ・ドラマの部屋一覧に戻る] お名前:小川もこ
コメントの種類:洋画 昨日、「マグノリア」を観てきました。 どーも、この映画のトム・クルーズはいただけないとか、駄作だとか、前評判(私の周りの)がかんばしくなかったので、全く期待しないで観たのですが、、、、 良かったよ。予想外に。 LA郊外に住む それぞれに心の葛藤を持つ、立場の違う12人の一日を追っていくんだけど、誰が主役と言い切ることも出来ないくらい、均等に緊迫感を持って それぞれの心模様を 実にテンポよく描いていくの。 前半の次々描写が移り変わっていくテンポ感の小気味よさったら! 後半、空から アノおぞましき物体が降り注いだ後の場面が ちょっとレイジーだけど、3時間という長さを感じさせない なかなかの作品でした。 トム・クルーズ、自分が主役じゃない”群像劇”に 決してかっこよくない役で出演している心意気も買い。 詳しくは3/15の「ハッピー!シネマでいっぱい」で語ろうと思いますが、ご覧になったかた感想、聞かせてね。 |
もこさん、はじめまして。BLと申します。
「マグノリア」見ましたよ。
僕の感想は、う〜ん、まあまあ、かな。
複数のストーリーがテンポよく展開して、からんでいく。
けど、決してこんがらがることはないですよね。この辺はうまいなあと思います。
し、しかし・・・その、ラストのあれはねえ・・・
なんじゃそりゃあ!でした。
たしかに衝撃の(笑)ラストでしょうけど。友人は腹を立ててました(笑)。
僕の場合、映画の印象におけるラストの占める割合はけっこう高いので、
どうだった?と聞かれたときには、
「人によってはおもしろいかも、けど・・・」とこたえるでしょうねえ。
途中までは良かったので、これで衝撃のラストって・・・と期待しすぎちゃいましたかね。
12人の群像劇「マグノリア」。
観た私の感想は、「とても素晴らしかった!」です。
観る前に、友達に言われたのです。
━友達談━━━━━━━……‥ ☆
見に行かないで!!!とまでは言いませんが、私と友達は最高に損した気分で家路に向かいました。
うーーん。
つまらなかった・・・・。
ここまでつまらないと思ったのは『リング2』以来です。
今日、コンビニで日系エンタメを立ち読みしててその中の松ちゃんのコラムがあったんですけど、やっぱり『マグノリア』大ブーイングでした。
━おしまい━━━━━━━……‥ ☆
もこさんと同じですね。(^^ゞ
けれども、予想外に素晴らしかった。
スタイルは、「群像劇」の形で進行していく作品で、12人の登場人物による、9つのもつれあったストーリー。
しかし、そのストーリーは決して映画の中の架空のものと言う感じではなく、自分に重なり合う部分も見え隠れして、しかも、かつての自分だったり未来に訪れるかもしれない自分の姿でもあるかもしれないと思わされました。
そして、誰もが様々な悩みや傷を背負って生きているということも思い出させてくれた。
普通の映画のように起承転結があるわけではないし、何かの答えが出るわけでもない。
そういう表面的な面白さはないかもしれないけど、とても深層心理を揺さぶられる、自分と向き合えて人生を考えさせられる映画でした。
そう、宮沢賢治さんの童話のように。
スタイル上いつ終わっても良いような感じでもあるけど、めまぐるしくそれぞれのストーリーが同時展開しているから3時間という時間は長いとすこしも思わなかったです。
人生というのは決して一人一人の単位で分けられない、流れ去る時間の中で、また、様々な人たちとの関わりあいの中で影響し合って形成されているもの。
あえて、人間の汚い部分も、普通の映画なら描かないような日常生活の人間くさい部分なども描かれていました。
それが現実味を増して、「自分も体験するかもしれない罪悪感や危機的状況」という自分の人生と切り離して考えられないという思いにさせる。
それぞれの登場人物の演技も良かったと帰りの車の中で思いました。
途中で信じられないことも起きますが、「これもアリ」、つまり人生何が起こるかわからないということを暗示しているのでしょうか。(^^ゞ
オレ自身、自分の母が亡くなるなんて考えられなかったから。
そうそう、監督の話によると「マグノリア」の大本のインスピレーションは、エイミー・マンの歌、曲から生まれているらしいです。
だからこそ、音と絵がピッタリはまっているのでしょうね。
まだ何回か観たいと思っています。
今日の放送を聴いて思ったんですけど、なんかセガサターンやプレイステーションで
発売されてる「街」みたいですね。
このゲームすごく面白くて大好きなので「マグノリア」も観てみようかな。
「街」も「マグノリア」も知っている人いないかな?
注 : ネタバレは書いていないつもりですが、この映画は何の予備知識もないまま観ることをお薦めします。よって、まだ観てない人は私の文章は読まない方が良いでしょう。一応警告はしましたよ(笑)
『マグノリア』観ました。
とんでもなくクレイジーな映画だ!(これは最高級の誉め言葉です)
あんなクレイジーなオチは久しぶりです。やたら“天気予報”が出てくるので
何かの伏線に違いないと思ってはいたのですが…まさか、ねえ…
おもいっきり好みの分かれそうな作品ですが、私は大好きな部類です。
特にオープニングから中盤にかけてのテンポの良さは格別でした。
・・・そしてラストのクレイジーなあの出来事!
登場人物のみならず、観客でさえも「なんじゃこりゃ〜」と脱力してしまった
ことでしょう。あの出来事の後では、全ての怒りや悲しみがどうでも良いこと
のように思えてしまう。あの後、映画では全てのことがなんとなく丸く収まります。
何とも表現しにくいのですが、ああ・・・これで良いのだ、そんな気分になりました。
個人的には今年になって観た映画の中ではナンバー1です。(今のところ)
よくこんなトンデモない話を思いついたもんだ。
この映画の脚本家に拍手!です。
ただ、やはり3時間は長すぎる。途中でやや中だるみした印象を受けました。
前半の勢いからそのままあのラストに持っていったら、大傑作になっていた
かもしれません。(と個人的には思う)
この映画、もし観るのだったら映画館で観るべきでしょう。
映画館の迫力じゃないと、あの“脱力感”は味わえない(笑)。
しかし人を選ぶ映画ではありますね。あまり積極的には薦められません(笑)。
ちなみに私の後ろに座っていた男性は、「時間を無駄にした!」と
えらく御立腹のようでした。その気持ちもわからなくもないのですが(笑)、
私は“贅沢に時間を無駄にした”と感じました。
ほんとに不思議な映画だ。
『マグノリア』 を敬え!
ところで、私の知り合いに映画好きの女の子がいるのですが、
例の「おぞましいモノ」が大の苦手なんですよ。
目の前に出現しようもんなら、卒倒するほど嫌いなんだそうです。
映画の「あのシーン」で、ふとその娘のことを思い出したのですが、
その娘に『マグノリア』見せたらどんな反応するだろう?
本当に失神するかもしれないなあ(笑)。並みのホラーより恐ろしいだろうな。
『マグノリア』だけは絶対見るな、と言っておかないと。
(そんなこと言ったら余計見たくなったりして(笑)。反応を見てみたい気もする←意地悪?)
オリジナルサウンドトラックを聞きたくて、まだ映画を観ていないのに先にCDを買って聞きました。(笑)
エイミー・マン、いいですね〜。
「マン」っていうから男性だと勘違いしてましたが、女性アーティストだったんですね。
この「マグノリア」のCDは私としては、オススメだと思います。
ポール・トーマス・アンダーソン監督とタワーレコードの人(?)のコメントを読むと、
また楽しめますよ。
監督とエイミー・マンをとりまく人の関わり合いが書いてあるのですが、
それ事態が映画「マグノリア」なのか、って思うところあります。
と、言っても映画を観てないので想像なのですけども。
CDのオマケとして、映画特別割引券(一般200円引、大・高生100円引)(一部劇場を除く)が付いていました。
本券1枚につき、3名さままでご利用出来ます、って書いてあります。親切ですね。
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