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投稿番号:43356 投稿日:1999年12月14日 21時19分26秒  パスワード
お名前:タァシャ
 

「ジャンヌ・ダルク」

キーワード:信じる

コメントの種類:洋画


こんばんは。
ジャンヌ・ダルクで連想するのが「君の瞳は1万ボルト〜」という情けない私が娘に誘われて観に行った映画です。(笑)
観終えた後胸が苦しかった・・・。
いつもならエンドロールが流れるころには涙も止まるのに明かりが点いても立ちあがる事もできませんでした。
神の啓示を受け男ばかりの悲惨な戦場でひたすら自分の信じる通りに戦いに進んでいくジャンヌ・ダルクの強さ。
実は戦争映画、恐い映画は大嫌いなのですが、この戦争シーン中で首がとんだり手足がごろごろ転がったりでいつもの私なら「も〜だめ〜」と悲鳴を上げるはずが展開が早いせいかそんなには恐くはなかったです。それと脇を固める個性的な仲間たちのお蔭かな?
そしてやがて敵の手に落ち火刑に処されるまで繰り広げられる裁判中、彼女につきまとう謎の黒頭巾の男との葛藤。
“信じる”って難しい。
自分を含め今の自分の状況の中で本当に信じるとこが出きるものって一体なんだろう??
と最近ちょっと落ち込み気味だった私にとって胸が苦しくなる映画でした。
実際の「ジャンヌ・ダルク」については色々と論争があるそうですが、500年以上も前に弱冠18才で男たちを率いて戦った彼女の勇気に敬服です。



とっどさんからのコメント(1999年12月15日 00時39分40秒)
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おひさしぶりです、タァシャさん。
もう観たんですか!さすがの出足の早さですね。

イングリッド・バーグマンが亡くなった時、テレビの洋画劇場で追悼特集ということで
「ジャンヌ・ダルク」を放送したのを思い出しました。
今にして思えば、バーグマンの代表作と呼べるものはいくらでもあるのに、なぜ
「ジャンヌ・ダルク」なんだろう?という感じだったのですが、
数々のスキャンダルに晒されながら、女優として真摯に、誇り高く生きた彼女に、
ジャンヌ・ダルクを重ねあわせていたのかもしれませんね。

映画の中では、15世紀ごろの陰惨な宗教裁判なども描かれているのでしょうか。
純粋なエンターテインメントとして楽しめることはできないかもしれないけど、
でもやっぱりぼくも観に行きますよ!
感想はのちほど。

ボニさんからのコメント(1999年12月15日 05時25分58秒)
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タァシャさん、こんにちは。
先週の日曜日に行こうと思っていましたが、行けずに誰かの感想をききたくてうずうずしていました。
書き込みありがとうございます。

> 実は戦争映画、恐い映画は大嫌いなのですが、

私もそうなんです〜。こういうの胸が痛くなって苦手です。
「信じる」ですか、むずかしいことですよね。
『グランブルー』『レオン』『ニキータ』『フィフスエレメント』のリュックベッソン監督ですから、
きっと華麗に描いてあるのでしょうね。で、考えさせるところはしっかり考えさせて・・・。
よぉ〜し、見に行くぅ!

タァシャさんからのコメント(1999年12月15日 21時31分11秒)
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こんばんは〜。

とっどさん、お久しぶりでした。(^^)
↓のとっどさんの「ロック、ストック・・・」のスレッドを読んで羨ましかったです。
だって、1週間限定上映期間都合がつかずに諦めたんですもん。
ビデオになるのが今から楽しみです。
是非「ジャンヌ・ダルク」の感想を聞かせてくださいね。

ボニさんもお久しぶりですね。(^^)
同じく↓のスレッドのボニさんご推薦の「上海グランド」是非観てみたい作品になりました。
実はリュック・ベッソン監督の「レオン」この夏初めてビデオを観たのですが・・・。
いやぁ、泣きました。
彼は生身の人間を描かせたら凄い人ですよね。
「ジャンヌ・ダルク」楽しんでくださいね。



fufuさんからのコメント(1999年12月18日 08時11分01秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 1999年12月18日 08時12分58秒

fufuさんからのコメント(1999年12月18日 08時21分06秒)
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実在の人物!! 歴史的事実がそこにあるのですが・・
本当の真実は今となっては誰にも分かりません!??

フランスで、もっとも有名な女性(?)”ジャンヌ・ダルク” 
をいかに描くのかが一番興味ありました・・・

百年戦争まっただ中の15世紀初頭・・・
この時期のフランスは、イギリスに領地の大半を奪われ、
この状況を打開するのは奇跡と思われていました。
そのフランス王太子シャルル7世(イギリスにに王位継承すら否定されていた)の元に
神の声を聞いたと名乗る17才の少女 ジャンヌが現れます・・・・。

すこしネタバレになるのかなぁ・・・??

役名 "The Conscience"(興味ある方は、辞書を引いてみて下さい・・えっそんなの知ってるって(^^;・・)
で登場するダスティン・ホフマンが、
非常にいい味と、この映画に深みを与えています・・。
        *宗教観とか、いろんな価値観が交差します・・。
         人により、感じ方はさまざまでしょうが、
         ぼくは、この映画の視点は、気に入りました。
ジャンヌ・ダルクは、神の声を聞いたのか、それとも魔女だったのか・・
・・・それともただの少女だったのか・・???
・・・・真実は闇の中・・・・・・・・・・・????
ひょっとしたらジャンヌ・ダルク本人にも分からなかったのかもしれません????


ちなみに歴史的事実をあげておくと、宗教裁判で魔女?として裁判にかけられた
ジャンヌ・ダルクは没後 約500年後に聖女の列へ加えられたそうです。

それにしても、ジャンヌ・ダルクを演じたミラ・ジョヴォヴィッチの演技、
ものすごかったです。
目とか、かなり狂気?入っていました。 ・・ま・まっすぐです・・・


なかなか、難しい作品です。万人受けするとは、とても思えませんが、興味深い作品でした。

  ・・できれば、時代の流れと同じに「ジャンヌ・ダルク」→「エリザベス」→「恋に落ちたシェイクスピア」
の順に観たかったなぁ・・(笑)

ボニさんからのコメント(1999年12月18日 15時28分17秒)
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見てきました、ジャンヌ・ダルク。
fufuさんが書いておられた"The Conscience"、興味があったので映画に行く前に辞書で調べて行きました。
ダスティン・ホフマンがいつ出てくるのかな〜と待ってたら、後半部分に出てきました。
たぶん、この映画でテーマにおける最重要人物でしょうか。
あぁ、何を書いてもネタバレになりそうでかけません。
喜んだり、悲しんだり、怒ったり、後悔して・・・、自問自答しながら
自分自身の気持ちを大切にして進んで行きたいものですね。
映画のしょっぱなからショッキングな映像で正直言って弱りました。

ボニさんからのコメント(1999年12月20日 09時44分04秒)
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>同じく↓のスレッドのボニさんご推薦の「上海グランド」是非観てみたい作品になりました。

タァシャさん、読んでいただいてありがとうございます。ぜひ、観てください。
ジャンヌ・ダルクは、監督が言いたいことがたくさん有ったのでしょうね。
なんだか、もののけ姫みたいにたくさんメッセージが有ったように感じました。
ジャンヌ・ダルク役の人は迫力ありましたね。

タァシャさんからのコメント(1999年12月20日 21時42分51秒)
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こんばんは。

fufuさんThe Conscience???←英語が苦手な私。(笑)でも辞書で調べました。
あの黒頭巾の男がダスティン・ホフマンとはつゆ知らず、終わってからパンフレットを見てビックリ。
この映画では重要な登場人物ですよね。

ボニさん、ホントに目をそむけたくなるショッキングな映像でしたよね。
でも、それ以上に訴えるものがある映画だと思いました。
上手く言葉では言えないけれど、ジャンヌのこころの叫びが胸に刺さります。
>自分自身の気持ちを大切にして進んで行きたいものですね。
ありがとうございます。
ここのところ落ち込むことが多くて、どーしようもない自分が情けなくて、苦しくて。
そんな今の私も、わたし、なんですよねぇ・・・。


ピットさんからのコメント(1999年12月20日 23時16分40秒)
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 みなさんこんにちは。

 あのラストの黒ずくめの男とのやりとりはまぎれもなく

「エヴァの最終回」

 のもろパクリじゃない?(笑)。

 ああ、最近なにみてもアニメのパクリに見える(x_x)☆\バキッ(^^;

のぶればさんからのコメント(2000年01月16日 22時51分16秒)
           パスワード

やっと今日観ました。
率直な感想…「ジャンヌ・ダルクは逃げなかったが、リュック・ベッソン監督は逃げたのでは?」
肝心なところを次々とはぐらかされてしまった様に思えて、正直、物足らなく感じてしまいました。
「何でそこで次のシーンに移るの?!」と思うまでの展開は、本当にとても良いのですが…
う”〜ん、ぐやじい〜、!!!
映画館の席を起つ時に腹立たしさまで覚えて、床を一蹴りしてしまった私です。

私にとっては、この映画のテーマは「奇跡の軌跡」。
「奇跡は何故起こり、そして何故起こらなかったのか?」でした。
そこを考えさせてくれる作品を観せた監督の視点はものすごく良いと思う。おかげで、ジャンヌ論争といわれるほどジャンヌ評がいろいろあるというのは納得できた。うん…、だけど、この作品なりの解答がわからなかった。とにかくそれが残念至極。それが為、監督がジャンヌ論争から逃げた様に思えるのです。

タァシャさんの言う「信じる」については、言いたいことは山ほどあるんだけど、
とんでもなく長くなりそうなので、一言だけ。
ジャンヌは本当に信じていたのかなあ〜? 信じていたのなら、何を信じていたのかなあ〜?
いまでも頭の中で、ぐるぐると回り続ける疑問なのです。こりゃ、一生続きそう。

私には、この作品のテーマ「信じる」と「奇跡」が、遠藤周作の小説「沈黙」とダブります。
小説「沈黙」の最後は、テーマに対して明快な謎を提示してくれましたが、映画「ジャンヌ…」は全てが謎のまま。
史実のジャンヌはその最期に何を思ったのか?
それが気になって、気になって、今夜はとても眠れそうに無いので候。



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