[映画・ビデオ・ドラマの部屋一覧に戻る] お名前:とっど
コメントの種類:洋画 早いものでもう10月ですねー。 今年も話題作、ヒット作、新作旧作問題作といろいろな映画を観てきたわけですが、 いやー、ついに巡り会いましたよ! 今年の「とっど的」アカデミー賞最有力候補に! 「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」・・・これです! 本国イギリスで大ヒットを記録したというこの映画、 いやー、もう何と言うか、タランティーノ「レザボア・ドッグズ」以来の 衝撃を受けましたよ。 新人監督のデビュー作。 低予算。 出演俳優はほとんど(イギリス以外では)無名。 お色気無し。 ・・・では、何ゆえこれほどまで面白いのか!? それは、おそらく何年かに一本出るかどうかというほどの 脚本の面白さ、これに尽きるでしょう。 ほとんどが男、しかも全員悪人(!)の登場人物たちが、 大金と大量のマリファナを巡って繰り広げるスクリューボール・クライム・ストーリーは、 まったく展開の読めないテンポとスピードで疾走します。 二転三転どころのさわぎじゃない! トム・クルーズがこの映画に惚れ込んで、ハリウッドでのリメイク権を 手に入れたとも噂されてるんですが、 この面白さはロンドンの下町を舞台に、強烈な個性を放つスタッフが作り上げた 唯一無比のもの。大作主義のハリウッドじゃ、コケるよ、きっと。 そして、映画にとって最も大切な要素は脚本であることを、 あらためて認識させられたのでした。 どんなに映画が進化しても、これだけは変わらない。絶対に! CGに凝ったり、ハリソン・フォードやジョン・トラボルタに 数百万ドル払うのもいいんだけどね。 |
>いやー、もう何と言うか、タランティーノ「レザボア・ドッグズ」以来の
>衝撃を受けましたよ。
ほほう、凄そうですね!
私も「レザボア・ドッグズ」大好きなので絶対に観にいこうと思います。
(とっどさん、素敵な情報ありがとうございます)
>新人監督のデビュー作。
>低予算。
>出演俳優はほとんど(イギリス以外では)無名。
>お色気無し。
このへんにも惹かれますね〜〜
おまけに“全員悪人(!)の登場人物”ですか!これは期待できそうだ。
話は変わりますが、先日ウォシャウスキー兄弟の出世作『バウンド』をビデオで
見たのですが、これが結構良かったです。“女版レザボア・ドッグス”って感じで。
(個人的には「マトリックス」より評価します)
「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」・・・これは絶対観にいこう!
>そして、映画にとって最も大切な要素は脚本であることを、
>あらためて認識させられたのでした。
全く同感です。
脚本が良ければ、監督が二流でもそれなりの作品が出来ます。
逆に脚本が悪ければ、監督が一流でも観てると眠くなってしまう。
良い脚本を一流の監督が撮ってくれるのが一番なのですが、そんな映画は少ないですね。
この映画に流れている曲もカッコいいものばかりです。
JBに始まって、イギー&ストゥージズ、オーシャン・カラーシーン、ストーン・ロージズなど、
ミュージックビデオで養ったという監督ガイ・リッチーの斬新な映像によくフィットしています。
この辺も、きっとKORNさんに気に入ってもらえると思いますよ。
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