テレビはインターレース、パソコンのモニタはプログレッシブ。この再生方法の違いがそのまま画質の違いになっています。グラフィックカードをなにに変えても再生方法を変えることはできませんから、テレビ並みの画質をパソコンのモニタに求めるのは無理です。

※国産Windows機の「テレビも映せます」というので、専用の回路でパソコンのモニタでインターレース相当の画質を実現している（ひょっとしてインターレースしてる？）ものがありますが、ああいうのはどうなんでしょう？Windows OS上のアプリケーションからその専用回路を使うことができるんでしょうかねえ？

＞ 　グラフィックカードを変更するとDVテープやDVDの映像が素直に出るようになるでしょうか。映像の質にこだわられる方はどのようなグラフィックカード、モニターの色を使用されているんでしょうか。

プロの人は、パソコンのモニタでなく、テレビのモニタに出力して編集物の確認をしていると思います。
わたしはプロではありませんが、Final Cut Expressでムービー編集をやったときは、PowerMac G4 → FireWireケーブル → DVカメラ → テレビ、このようにつないで、テレビで確認しながら編集しました。
こうするのは、画質、色合いがパソコンのモニタで確認できないということだけでなく、テレビではフレームの周囲がカットされるので（カットされない部分を「セーフティゾーンを呼びます）、タイトルを入れるときなど、ちゃんとテレビのモニタで確認しないと、とんでもない結果になるからです。

＞DVの映像をiMovieで編集しているのですが、DVから直接テレビに映す場合や
＞DVの液晶画面にくらべて、CRTモニターの映像の質が劣っているような気がし
＞ます。市販のDVDの映像も同じです。
DVやVideoDVDは「720×480」の解像度を使います。
ですが現状のパソコンで使われている解像度が、1024x768か1280x960で大きい場合
は1600x1200等使うので、フル表示の際は解像度補完をして表示するのでぼやけて
見えるのです。

＞全体的にぼやけている、暗いところが広がりベタッとしている感じです。
＞またコマ落ちも少々。DVの液晶画面やテレビの色などの設定はデフォルトの
＞ままです。
この点もぼやけているのは上記の説明の為です。「暗いところの広がり」は
NTSCの規格や使われている機器の問題もあると思います。

＞グラフィックカードを変更するとDVテープやDVDの映像が素直に出るようになるでしょうか。
ならないでしょう。
バソコン等の表示が綺麗なので、DV等の階調表現では劣って見えてしまいます。
DV編集に関して基本的にビデオカードの性能は殆ど関わらないでしょう。

＞またMotion、After Effectsの使用を考えるとなると...
この様な用途ならビデオカードの性能も必要になってきますね。

　はじめて掲載させていただきました。はらをさん、Chochiさん、早速の回答ありがとうございます。

　テレビとパソコンは再生方法に違いがあるのですね。インターレースを解除しmpegなどでエンコードしなおすソフトもあるらしいですが、実際の色などは正確に表示されるのでしょうか・・・。もう少し勉強してみます。

　はらをさんはテレビにつないで作業されたということで、なるほど。色や表示されない部分などを確認できますね。

　映像の質について、解像度の違いも影響していたのですね。枠を小さくするか、遠くから見るか色々検討してみます。

　ゲームはせず、Final Cut Pro、Motion、After Effectsの使用を考えるとなると、appleの推奨環境で作業することになると思いますが、皆さんはどのようなカードを使われているのでしょうか？

　また、メモリ・HD・CPU等レンダリング処理能力は別として？、G5対応、CoreImage、CoreVideo環境でも使用できるグラフィックカード・・・RADEONのグラフィックカードがいいんでしょうか。中身は複雑そうですが、なんとか対応してくれることを願います。

＞ 　テレビとパソコンは再生方法に違いがあるのですね。インターレースを解除しmpegなどでエンコードしなおすソフトもあるらしいですが、実際の色などは正確に表示されるのでしょうか・・・。もう少し勉強してみます。

PhotoShopのフィルタに「インターレース解除」があり、Final Cut Express/Proのフィルタにも「インターレース除去」があります。
インターレースを解除・除去するというのは、走査線を一本おきに捨てていく、つまり情報の半分を捨てるということを意味します。
色のことについては、じっさいにやってみてください。繰り返しになりますが、原理が異なるものの間で同じ表現を求めること自体無理があるということを、前提にしてものごとを考えるべきでしょう。

＞ 　また、メモリ・HD・CPU等レンダリング処理能力は別として？、G5対応、CoreImage、CoreVideo環境でも使用できるグラフィックカード・・・RADEONのグラフィックカードがいいんでしょうか。中身は複雑そうですが、なんとか対応してくれることを願います。

お使いのPowerMac G4にせよ、PowerMac G5にせよ、棒にも橋にもかからないビデオカードが載っているわけではありません。発売当時の最高から二番目か三番目くらいのグレードのものがのっていると考えていいんじゃないでしょうか？
この手のことは、Mac関連のサイトでなく、映像関連のほうをあたってみてはいかがですか？
アップルのDiscassion BoardにFinal Cutの板がありますが、そこをちらっと覗いてみると、まず最初に金をかけるべきところは、メモリだという意見が強かったですね。レンダリング処理時間はメモリの量に比例し、映像編集にかかる時間の大半はレンダリング処理だから、ということです。
AfterEffectsはどうだかわかりませんが、Motionも大量にメモリを消費するソフトウェアです。

回答ありがとうございます。貴重な意見を聞かせてもらい、感謝しております。失礼にならないよう、勉強したいと思います。

　映像の質について、目的に合う媒体の選択など、表現したいものに近づけ、ソフト、PCの恩恵にあずかれるように設定して作業していきたいと考えます。

　まずはメモリを増設してみようと思います。