Adobe Acrobatを使ったことがあるのでしたら、PDFは単一の用途だけでなく、
複数の用途に向けたオプションを多数用意していることをご存じだと思います。
大別すると:
(1) ウェブやメール添付向けのファイルサイズをシェイプアップするオプション。
(フォント埋め込みなし、画像はJPEG高圧縮、72dpi)
(2) マシンやプリンタが異なっても、同じプリント結果を得たい。
(フォント埋め込みあり、画像はJPEG低圧縮か、TIFFのLZW圧縮、約300dpi)
(3) 印刷向けのフィルム出力にも対応できるだけの高品質オプション。
(フォント埋め込みあり、画像はTIFF無圧縮、約1500dpi)
こんな感じ。
(1)の用途を希望しているのに(3)向けのPDFが作られたらたしかに困ります。
PDFファイルはどうやって生成したのでしょうか?
MS Wordから書き出しできたと思いますが、そのばあいはMac OS Xが生成したのでは
ないでしょう。プリントダイアログからPDF保存を行った場合は、Mac OS Xが
生成しています。後者の場合、プリントダイアログにボタンがあるのですから、
(2)ないし(3)の用途なのであろうと判断されるのは筋が通っています。それで
ファイルサイズが大きすぎるとクレームを付けるのは「おとなげない」というものです。
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