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投稿番号:48654 投稿日:2000年05月03日 23時22分13秒  パスワード
お名前:デーブ川崎
 

この春の屈折した犯行のことなど

キーワード:犯行 17歳

地域:その他


この国はいよいよツケを支払う期限に達したようであります。

ひとつは、厳格な家庭の屈折した良い子が起こした(とされる)抑圧の反発による犯行。
もうひとつは、野放しな家庭に育った不良児が起こした恐喝。

そして、いまだ明かされぬバスジャック犯の17歳。

いよいよ構造転換が必要なのでしょうか。
「いままでうまくやってきた」ことが「これからもうまくいく」ことの保証にならないという
答えのない問いかけに対して、どう思いますか?

力?言葉?理論?体を張ること?軟弱になること?優しくすること?受け入れること?
それとも、排除してぶっつぶすべき何かがあるということ?




サーパンスさんからのコメント(2000年05月05日 00時27分36秒)
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昨日の朝刊の一面でしたね。

ワタシが感じたのは、「ごく普通の少年が起こした、なぜ?という犯罪」というより、
「精神異常なキチガイが起こした最近増えた犯罪」という感じでした。

アメリカでは、こういうことする犯罪者は人質に手をかけた時点でスナイパーに射殺されるそうですね。
あと、報道ヘリが乗っ取られたバスの上空を飛ぶことも無いそうです。
SATの手際の良いバス突入は目を見張りましたが、日本の凶悪犯罪に対する警察の見識はぬるいかもしれませんね。
シロートの私が言うのもなんですが。

凶悪犯罪は犯罪者の年齢に関係無く排除してぶっ潰すべきだと思います。

KORNさんからのコメント(2000年05月05日 13時23分37秒)
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>ワタシが感じたのは、「ごく普通の少年が起こした、なぜ?という犯罪」というより、
>「精神異常なキチガイが起こした最近増えた犯罪」という感じでした。

これは鋭い指摘ですね。
精神的に障害があるという理由で、そのような人達を社会的に抹殺するというのは
危険な考え方ですが、逆に「精神的に障害があるから・未成年だから」という理由で
殺人が許されるという状況も納得できないものがあります。
この際、警察の危機管理方法の見直しや少年法の改正も視野に入れて考えるべきでしょう。

しかし、一方でマスコミの相変わらずのヒステリックな報道にもウンザリしています。
「最近では若者による理解できない殺人が増加している」なんて言っていますが、
実際のところ統計上では日本の殺人件数は減少しています。特に若年層での減少幅が
大きいようです。日本では中高年の方がよっぽど殺人事件を起こしているといえます。

最近の若者の犯罪は「動機」が理解しにくい場合が多いので、マスコミが扇動的に
事件を報道してしまう。その結果、人々の記憶に若年層の犯罪が強くインプットされて
しまうのでしょう。しかし「動機」ってそんなに重要なものでしょうか。
若年層の「動機なき殺人」は中高年の金銭・愛欲がらみの「わかりやすい殺人」より
危険で陰湿なのでしょうか?
殺人は殺人です。マスコミにはそのあたりもっと冷静に報道していただきたいものです。

若年層含む日本での殺人件数が減少傾向にあるのは、ひとえに日本が豊かだからでしょう。
豊かだから、昔のように生活に困って強盗殺人したり、金銭がらみで殺したりすることが
減少したのだと思われます。
よって「昔の方が貧しかったけど精神的には豊かで、今のような殺人は無かった」という
のは単なる幻想です。昔の方がたくさん人が殺されていました。

だから、基本時に国が豊かであるというのは良いことなのです。
問題はやはり「教育」でしょうね。
現在の「動機なき殺人」は物質的な豊かさが原因なのではなく、
「自由」に偏りすぎた教育が原因ではないか、と思うのですが。

サーパンスさんからのコメント(2000年05月06日 01時07分56秒)
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あ、KORNさん、こんばんは。お久しぶりです。

>精神的に障害があるという理由で、そのような人達を社会的に抹殺するというのは
>危険な考え方

ワタシも同感です。社会的に抹殺するのではなく、社会復帰してもらいたいと思います。

ワタシ的にはちょっと違う考えですが、精神的に異常がある方でも、このような犯罪を
起こす輩はほんの一部分と思います。精神的に正常な方のなかにも、このような犯罪を
起こすヒトはいるわけですし。

>若年層の「動機なき殺人」は中高年の金銭・愛欲がらみの「わかりやすい殺人」より
>危険で陰湿なのでしょうか?

危険だと思いますよ、コレは。中高年の金銭・愛欲がらみの「わかりやすい殺人」という
のは、加害者・被害者間にそういう原因があるからこそ起こるのであって、動機の無い
殺人が起こること自体、身に覚えの無い善良な一般市民にとっては脅威になるのではない
でしょうか。凶悪度で言えば、こちらのほうが怖いかもしれません。
たしかに最近、ワケわかんない少年?を見かけることが多くなしましたし。奴らは犯罪起こす
のに動機は必要無いのかもしれません。
あ、これはあくまで個人的な意見ですので、KORNさんに対する反論ではありません。

>少年法の改正も視野に入れて考えるべき
あと、日本では、犯罪者が未成年だと、裁きが甘いですね。
高校生ぐらいになれば、物事の良し悪しくらいわかると思うのですが、如何なもんでしょう?
私達以上に、未成年だからという理由で殺人が許されるという状況に一番納得できないのは、
被害者の御遺族の方々でしょうね。

>問題はやはり「教育」でしょうね。
>現在の「動機なき殺人」は物質的な豊かさが原因なのではなく、
>「自由」に偏りすぎた教育が原因ではないか、と思うのですが。
全く同感です。
「自由」と勘違いしている「教育の甘さ」は、単にきちんと教育しなければならない若年層
を調子に乗らせ、暴走させてしまっているかもしれませんね。
「自由」という言葉は私は好きなのですが・・・

でも、世界のさまざまな国と比較すると、いろんな意味で、日本はまだ平和かもしれません。
(単純に比較はできませんし、日本も情勢はかなり変わってきつつありますが)

TAKEGONさんからのコメント(2000年05月07日 14時18分23秒)
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バスの事件に関して言えば、一人の命が奪われた時点で「射殺」ないしは
「包丁を持った腕をねらって撃つ」方針に切り替えるべきだと思いました。
強行突入に成功したからいいようなもの、万が一その際に被害者が出たらあまりにも理不尽です。
人質及び突入した警察官の命と犯人の命は同等ではないはずです。

>厳格な家庭の屈折した良い子が起こした(とされる)抑圧の反発による犯行。
これは、多くの親が頭をかかえてしまったのではないか、、、、と、思います。

私は、親の育て方に今の時代と乖離したものがあったか、子供の心が見えていなかったか、
子供を優等生に育てることのみが正しい、、と思っていたか等があると思います。
一朝一夕でこのような屈折した冷静・冷酷な子供に育ったとは思えません。
親に対する事情聴取も実施されていると思いますが、どのような環境で育ったのか、それを明かにして頂きたいです。

いずれにしても全く罪のない、なんの因果関係もない命が突然奪われたのですから 犯人 は厳罰に処すぺきです。
犯人にも人権があるみたいですね。テレビのニュースで弁護団が結成される、、、と言っていた気がします。
それを聞いて胸の中に黒い雲が広がりヘドが出そうになりました。

まるちゃんさんからのコメント(2000年05月08日 19時57分29秒)
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犯罪者側の弁護団はどんな凶悪犯でも付けなきゃならない(そうしないと「裁判」という
パワーゲームが始まらない)ので、それ自体はそれほど問題ないと思います。

未成年だと処罰が甘い一面として、顔写真と実名が正式公開されないのはどうにかして欲しい。
いくら隠したって、あの馬鹿が住んでる近所じゃバレバレなんだし、そういった所から漏れる
情報は当然あるし、しかし情報が伝わる途中で変質する(写真が変る、名前が変化する)から
場合によっては似た顔、似た名前の人が迷惑するしで良いことなんか1つも無い。

公式に、憶測が入り込む余地が無い程に実名や顔写真の公開を徹底すべきだと思います。
刑罰は、たとえどんな重罪でも死んだ人、心に傷を負った人は永久にそれっきりなので、
ある意味どうでもいいと思うのですが、個人的には将来、危険人物を識別できない状態が
生じるのが一番嫌ですね。

たかが犯行時の年齢で、一方は識別出来るのにもう一方はダメってのは、どう考えても不公平。
刑法改正は後回しでいいから、年齢に関係なく犯罪者の顔と名前は直ちに一般公開すべきです。

・・・そりゃそうと、「東」に行きたいから包丁でバスジャックだぁ?
その包丁で、「親」から金脅し取って行けばいいじゃん。まったく、キチガイの思考は解らん・・・

人殺しを「試した」方のキチガイは、更に訳解らん。
こいつの異常性を考えたら、バスジャックの方は単に幼稚なだけだからなあ。

「チ」でありますさんからのコメント(2000年05月08日 21時50分09秒)
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一番の問題は責任を負う能力があるかないかを問題視してますよね。
はて?それってなんでしょ??17歳になくって
20歳は問答無用にあるっておかしいんでないの。

あるいは成人と呼ばれてる人でも、飲酒だとか薬やシンナーで
心身のコウジャクなんて免罪符つけるなんて言語同断。
こんなことしたらこうなるかもってことの結果だから「密必の故意」
もしは「業務上」で裁くべきでしょう。
酒にのまれていたから、とか未成年だからとかはもう通用しないって。
犯罪は犯罪として裁く姿は必要だし、黒を白とする弁護は冤罪ってこともあるけど
本質が追究されない現実にはうんざりですね。

このままでいくと、仇討ちも黙認されかねない世論になるんでは?。
許されない相手には天誅くらわせて、後で大酒飲んで人事不正になれば
心身コウジャクで罪一等軽くなるもんね。
5年もすれば出所できるわさ。

甘いね、犯罪者に、もう政治的な大犯罪は宗教絡みでもなければ起きないんだから
ぴっしっとひとつひとつの事件に取り組まないと、危ない国になりますね。

本来だったら、あの17歳、射殺されてもしょうがなかったけど
日本で良かったんですよね。これ以上彼を守る必要はないです。
社会をいかに守るかの論争がないですね、この国は
常に何かの背景とか真相とか論議はなされてるけど
肝心な今、普通装ってる我々に、一回も視点をむけたことがないのが問題です。



TAKEGONさんからのコメント(2000年05月08日 21時52分05秒)
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>犯罪者側の弁護団
だからさ、「団」って、、そんなもの一人いりゃ いいんじゃないの?

バカ親が自分の金で弁護士を雇って裁判してもらえばいいんであって「団」って なんなんだろって思ったワケです。
まともな親なら 恥ずかしくて生きていけないからガキと自分を死刑にして下さいって言うのがスジってもんだと思うけどな。

「団」ってつくほどだから複数の 弁護人 がそいつの刑を できるだけ軽くするために税金?で働くことになるのかな。 
そりゃ〜 毎度のことだけどなんかオカシイじゃんっ!
あれも、あの変態も、あのクソヤローも死刑になったってハナシは聞かないからまだ裁判が続いているのかな?

>構造転換が必要なのでしょうか。
人を殺しても死刑にならん世の中ってのは間違ってると思う。

な〜さんからのコメント(2000年05月08日 23時01分05秒)
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な〜 です

どうも裁判というものを一種のゲーム感覚(語弊があるかもしれないが)
でとらえている弁護士さんがおられるのではないかと。

つまり法律というルールの中で勝ち負けを決めるゲーム
弁護士さんの中には正義と言うより勝敗を楽しむ人がいる
某宗教団体の開祖の裁判でも自分では黒だと思っても法律上のルールに照らすと
白になるんだという人たちかな。
(でも本当に白と思っているのかな?)

私の友人が冗談交じりにアリバイ(適当な言葉が見つからない)作りのために精神科に通おうかと
言っていた。ぎくりとした。
なるほどそんな輩もいるのだろう。

のいづさんからのコメント(2000年05月09日 01時27分27秒)
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 朝日新聞社「アサヒコム」の報道によれば、某党の政調会長(警察OB)が、

 「戦後一番変わったのは女性がすてきになったこと。それに比べて男がだめになった。今度のバスジャックだって、女こどもをバスの中に残して、男どもはみんな出て行ってしまったでしょう」

 なんて発言をしてたようです。

 抵抗困難な状況下であるという事件の事実関係についてについてきっちり認識せずに、被害者である人質の男性を「ダメになった男」の例として引き合いに出して批判するとは、なんともはやはや??

 国民の安全を守る警察出身の代議士とやらが、そういう自分が「ダメな男」の典型例であることにまったく気付いてないみたいでしたな?

店長デーブ川崎さんからのコメント(2000年05月09日 08時40分52秒)
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>某党の政調会長(警察OB)

あ、亀井静香ね。
ほんと、舌、抜いちゃいましょうよ。

のいづさんからのコメント(2000年05月11日 02時05分56秒)
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 亀井氏もさることながら、「この間までエロ本週刊誌だった・週刊アサヒ芸能」(徳間書店)の今週発売号では、

 「女性客が激怒、男性客は私達を見捨てて逃げた」

 なんてセンセーショナリズムの見出しを掲げてました。

 しかしながら、どうも、記事の内容を見る限りでは、問題の女性客の発言では「激怒」の口調や表現は登場してないし「私達を見捨てた」とか「逃げた」の言葉は登場していない。

 また、他のマスコミの報道内容から、当時の状況では、男性客4人の降車は、少年が人質の子供に刃物を突きつけながらの要求だったみたいですし、また、記事の内容の女性客の発言の主旨を、どうやら、週刊誌編集部の方で「ねじ曲げた形」で見出しにしたようですな?

 事件の真相究明より、雑誌を売るためには事件の真相をもねじ曲げる報道を行い、取材協力の女性客や犯罪被害者である男性客の心情をも傷つける週刊誌編集部の連中は、人質の乗客を傷つけることを快楽とした少年と、やっていることは実質的に同一ではないか?
 少年の犯罪は(少年法の問題はさておいても)刑事・民事で裁かれるに比べ、マスコミの「事実と違う・誇大な表現・まぎらわしい・報道犯罪」は、刑事ではまず裁かれない・民事でも「裁かれないに等しい」だけに、よっぽど悪質に思えるのは私だけではないだろう?

 ホントにもう、川崎店長の「亀井氏の舌抜いちゃいましょうよ。」ならぬ、
「週刊アサヒ芸能編集部の男性連中の(放送禁止用語)抜いちゃいましょうよ。」ですわ!

店長デーブ川崎さんからのコメント(2000年05月12日 06時14分59秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 2000年05月12日 06時17分55秒

店長デーブ川崎さんからのコメント(2000年05月12日 06時17分20秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 2000年05月12日 07時12分19秒

店長デーブ川崎さんからのコメント(2000年05月12日 07時11分39秒)
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えーい!どう書いてもカドが立ち過ぎる。

微妙な話題なので若干言葉を選ばざるを得ないんですが....

>「女性客が激怒、男性客は私達を見捨てて逃げた」

ね、たたきやすい所をたたくのです。弱小雑誌ほど。そのほうが売れるから。

(この部分236文字を自主的に削除!あーもう書いてるだけで自分の品のなさがいやになる。
 人間、思慮とか品とかを失うとダメですネ)

雑誌は娯楽以上の機能は果たし得ない。
そういう体質なのだと思います。日本の雑誌人って。

あ、正義をまとうのはいいんですよ、娯楽のためのキャラづくりは有効だもの。

TAKEGONさんからのコメント(2000年05月12日 07時58分28秒)
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>えーい!どう書いてもカドが立ち過ぎる。
おっ!
>2000年05月12日 06時17分55秒
>2000年05月12日 07時12分19秒
くっそー 読もうと思えば読める時間でしたわい。。。残念っ

はんまーさんからのコメント(2000年05月12日 09時40分48秒)
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本当の精神的な病気での犯罪はともかく、酒飲んでの犯罪につては酒というもの事態が一種の麻薬的犯罪誘因物質であるという認識で裁いて欲しいものです。昔から酒のんでの犯罪があるのに酒についてはある意味でおとがめ無しというのは変だとおもうのですけどね。

話は変わって、無期懲役ってのはいっそ止めて、懲役200年とか500年とかの刑にして多少の減刑では釈放されないという事になって欲しいものです。

さらに話は変わって、今回の17才の犯罪なんですが、ともに(当たり前ですが)神戸の犯人と同年代という共通点を持っているわけで、神戸事件の同年代への影響力というはどうなんでしょうね。今回の2人につって自分と同じようなやつが起こした事件という事で考えると見過ごせない部分が有るのかもしれませんね。

KIKUさんからのコメント(2000年05月22日 23時36分05秒)
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やったことに対して責任を取らせるのは
年齢も精神状態も無関係と思います。

大人も子供も無責任に感じることが沢山あり
ニュース見てるとはらたってしかたがない...

じろさんからのコメント(2000年05月26日 23時45分09秒)
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 首相の「神の国発言」がこの春最大の屈折した犯行でしょう。

国民主権及び与党に対する抑止力としての各野党の存在を真っ向から否定する首相なんて
前代未聞です。一連の少年犯罪よりも罪は極めて重いものです。

よもぎもちさんからのコメント(2000年05月27日 03時51分23秒)
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はじめまして。
森さん発言について、自分が思うことを普通と違う切り口で書かせてください。
彼の言ったことは、マスコミや野党に責めるきっかけを与えたという意味で軽率だとは思いますが、信教の自由、政教分離の観点から問題視するのはお門違いだと考えます。信教の自由を大々的にうたっているアメリカで大統領の宣言は聖書に手を置いて行いますが、大々的な問題になったなんて聞いたことがありません。アメリカはメイフラワーで渡ったプロテスタントの人々が作った国だからだ、と反論される方もいるかも知れませんが、それならば日本は古来八百万の神がいる国だったことをどう説明されるのでしょう。
日本の起源を考えると日本は「神の国」であることは間違いないことであり、それを否定するのは日本の歴史を否定し、日本人であることを否定することだと考えます。
(実際に神がいたとかそういう意味ではなく、日本の歴史を溯っていくといろいろな宗教がでてきますが、たどりつくところは物部×蘇我の戦い、古来の宗教と仏教伝来の戦いであり、そのまえは古来の宗教だけなんですよね。それはすなわち、日本書紀や古事記に書かれている世界であり、そこで産まれたのが日本人だと思います)

そういう意味で森さんの発言を聞いたとき「ああ、日本人がまだいたんだー」というほっとした思いにとらわれました。
日本人とは何か。国籍以外で自分は日本人だと感じることってなんなのでしょう。ユダヤ人とはイスラエルに住んでいる人ではありません。絶対神エホバを信じ共有する人々がユダヤ人です。西アジアのイスラム圏はもちろん国という囲いはありますが、それ以上にイスラム教徒ということでアラーを共有することで一体感をもつということです。日本人には何があるのでしょう。
日本人はわずかな人を除いて無宗教です。だから、理屈抜きにやっていい、悪いという道徳がありません。道徳教育の元になるものがないんです。だから、それぞれが考えることになる。でも、理屈で考えたらいい悪いなんてでてきっこないんです。「年寄りを大事にしよう」という考え方、私には当然な考え方ですが、人によっては年寄りも自分も同じ人間なのになんで大事にしなきゃならないんだ、ということになる。援交がだめだ、といっても「何で」と聞かれると説得力のある答えなんか言えない。道徳は理屈でないんですから。子どもの自主性にまかせるとこういうことになるんです。理屈で考えてはいけないことを理屈で説明しようとするから無理がある。だから、悪いことをしても本人はあんまり悪いと思わない、だから最近の子どもは人を殺しても反省しないんです。
そういう無規範な日本人を上手にひとつにまとめ、日本人としてのナショナリズムを確立したのが明治政府の天皇を神にまつりあげたことなんです。そして、道徳の基本として作られたのが教育勅語です。天皇を共有することで誰もが日本人であることを実感でき、第二次世界大戦時の絶望的な貧困・物不足の中ひとつになれたのだと思います。日本は神の国だと思うことで日本人であれたいい時代だったのです。そういう意味で「日本人がいたんだ」と感じた訳です。

この思想がとても何故か危険視されています。天皇を神とすることと軍国主義が結びついて太平洋戦争が起こったとされますよね。この考えは危険です。命題を一般化すると天皇(皇帝、国王)を神(のように)とすると軍国主義になる、となります。この命題が偽であることをいうには反例をひとつあげればいいですね。例えばタイ、軍もありますし、国王は戦前の天皇のように写真がどこにでも飾ってあります。で、神のように人々に敬い愛されています。プライベートなことが外に出ることは絶対ありません。でも、治安は日本よりいいし軍国主義でありません。
つまり、天皇を神とすることが軍国主義と結びついたのはたまたま起こったことで、危険でもなんともない思想なんです。
では、なぜああなったのか。簡単に言うと、陸海軍が天皇に直接ついていたという制度的な問題だと考えています。内閣の下にあればよかったものが、直接天皇につくこちにより、内閣が口を出すと統帥権の干犯ということを楯に軍の目的をひたすら邁進できたことにあると考えます。システムさえ間違わなければあそこまで行くことはなかったでしょう。
子供たちの無規範は子どもの責任ではありません。日本人であることの怨念とでもいえばいいのでしょうか。無宗教、無規範になって思うがままに暴走しているということです。無規範ですから、悪いという思いも薄い、何が起きても不思議でない時代なのです。
日本人の日本人たるモノを早く国が作らないと、どんどん危険な国になっていきます。手段として「神の国」教育などはそれを解決するひとつの方法だとはおもいます。
多くの人がいいと思ってやることは、大体ナショナリズムをぶっこわして、国を危険な方向に導くように最近感じます。

だめ母さんからのコメント(2000年05月30日 03時16分28秒)
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日本は「神の国」はいいと思うんですよ。けど「神=天皇」としたところに問題があるのです。
神は神であって、人間ではないのです。人間を神とするからオウムや法の華などの屈折した宗教が生まれてくるのです。私はごく普通のありふれた無宗教の家に生まれ育ち、クリスチャンホームで生まれ育った主人と結婚して、クリスチャンになりました。まだ、未熟ながら、自分なりに勉強した限りでは、キリスト教はよくキリストを神と崇めると思われがちですが、キリスト教は、カトリックもプロテスタントも基本は、神は神であって、キリストではないのです。キリストはただ、神の声を聞く事の出来ない人々のために、神の言葉と教えを伝えるための伝道師でしかないのです。牧師や司教と違うのは、神から選ばれた特別な人だったというだけのことです。
では、神の言葉、教えとは・・・キリスト教には「十戒」というのがあります。けれど、この「十戒」何も特別な事が書かれているのではなく、小さい頃から、両親や祖父母に教わってきた、人間ではなく、人として生きていくための、人になるための、ごくごく当たり前の、事の善悪でしかないのです。キリスト教だから、教えられるという特別な物ではないのです。これと似たような教えは、仏教の中にも、神教の中にもちゃんとあります。言葉の違いはありますが、根本的な事は同じなのです。
私は、よもぎもちさんのように、日本が無宗教だから・・・とは、思いません。
無宗教の家庭で、20年生まれ育ってきた私が知っていた物事の善悪と、クリスチャンになってから知った物事の善悪は何一つ変わってはいません。ことの善悪は、宗教から教わるのではなく、両親、祖父母から教わる物です。
子供の暴走は当然、子供たちの責任ではないでしょう。けれど、日本が無宗教だからでもないと思うのです。無宗教だからではなく、人としての価値を、心ではなく、偏差値で判断してしまった社会に問題があると思います。人としての教育を受けていない人間は、人ではなく、人間という生き物でしかありません。心を持って、初めて人であるのです。今の子供たちはある意味被害者なのでしょう。偏差値でしか子供を見られない親の犠牲者なのでしょうね。
「神の国」教育悪くはないと思います。日本人としての誇りを再認識するためにもあながち間違いではないと思うのです。ただし、あくまでも神は古来から伝えられてきた八百万の神であって、天皇ではない、というのが前提ですけれど。

よもぎもちさんからのコメント(2000年05月31日 03時45分02秒)
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だめ母さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。嬉しいものですね(笑)

神に対する認識についてコメントさせて頂きます。

>けど「神=天皇」としたところに問題があるのです。神は神であって、人間ではないのです。人間を神とするからオウムや法の華などの
>屈折した宗教が生まれてくるのです。

世界を見渡すと結構あると思います。「仏と神は違う!!」と言われてしまえば終わりですが、チベット仏教のダライラマ、この方は活仏
ですよね。チベット仏教って屈折している宗教ですか?ネパールのカトマンズにクマリという女の子の活神様がいて、国王もクマリの前
では跪くそうですが、これはヒンズー教の神様ですがヒンズー教を屈折しているとは言わないでしょう。ですので、人を神にすることは
ひろく世界を見渡すと不自然でもなんでもありません。ましてや、「神=天皇」という図式が問題というのは理解できません。軍部独裁後、
太平洋戦争に突入したことをおっしゃっているのであれば、あれは明治憲法上シビリアンコントロールが不可能なためで、軍部が制度上
の弱点をうまくついただけのことで、断じて「神=天皇」といことでの問題ではありません。
ここでは、人を神様とすることは世界的に見ても危険なことではないということをご理解ください。

>キリスト教はよくキリストを神と崇めると思われがちですが、キリスト教は、カトリックもプロテスタントも基本は、神は神であって、
>キリストではないのです。

私も無宗教な家庭で育ち宗教に無縁に育ちましたが、事実認識が異なるようですのでご質問します。
「神は神であってキリストでない」というお話ですが、プロテスタントはともかくカソリックでは父(神)と子(キリスト)と聖霊が同じ
ものだということは、ニケーアの宗教会議で決定しそれが教義になっていると思うのですが、私の理解は間違っているでしょうか。

>キリストはただ、神の声を聞く事の出来ない人々のために、神の言葉と教えを伝えるための伝道師でしかないの
>です。牧師や司教と違うのは、神から選ばれた特別な人だったというだけのことです。

この認識はどうかと思います。たとえば、マタイ伝第7章28,29節
「....群集はその教えにひどく驚いた。それは律法学者のようにではなく、権威あるもののように教えられたからである」
つまり、それまではいかなる律法学者でも預言者でもでも持てなかった権威(全部の力、正当性を作る力)をキリストがもつと教えた訳
です。そりゃ、イスラエル人は驚きますよね。それまで神との契約で権威があるのはトーラーだけだったんですから。
ですから、神の言葉を教えるための伝道師でしかないというのは、キリスト本人にとって失礼だし、聖書の教えからしても謝っている
と思います。また、牧師や司教と違うのが、神に選ばれたかどうかという認識も、新約聖書のあちこちにキリストが「神の子」であると
かかれていることからも、ちょっとどうかと思います。

>私は、よもぎもちさんのように、日本が無宗教だから・・・とは、思いません。
>無宗教の家庭で、20年生まれ育ってきた私が知っていた物事の善悪と、クリスチャンになってから知った物事の善悪は何一つ
>変わってはいません。ことの善悪は、宗教から教わるのではなく、両親、祖父母から教わる物です。

先に十戒があがっていたので、十戒の中から例をあげましょう。
「あなたは姦淫してはならない」
この教えどうでしょう。この教えそのものの解釈には差がないと思うのでしませんが、いい教えだと思います。本来そうあるべきだと
思います。ユダヤ教とキリスト教徒ならなんの疑問もなく受け入れることです。(これが大事)これに反することをすると破戒になる
訳ですから、罪の意識を持つ訳ですよね。そこには理由はいらないんです。神様が決めたことだから疑念をはさむこともいけない訳です。
それが契約なんですから。
それが日本ではどうか。未婚では援助交際、結婚してしまえば不倫と話題にことかきませんね。援助交際にいたっては罪の意識ゼロの子
も多いようです。咎めると「なんでー、誰にも迷惑かけていないじゃん」となりその理由の説明なんてできやしません。そこが宗教を
持っているか無宗教の大きな違いなんです。ことの善悪はおっしゃる通り、両親、祖父母から教わるべきものなのですが、その基盤が
個々ばらばら。私がいいたいのは、ことの善悪は宗教家が教えるとかお寺や教会で教えるということでなく、宗教に基づかないいい悪い
の判断は、根拠がばらばら、あるいは皆無なため普遍性を持たず、結局行動規範としての意味をもたないということです。規範という
以上ある一定以上の人が同じものを有していなければならないでしょうし。

結局、ことの善し悪しは考えて決めるものでなく決まっているものとする教育ができないのが問題なのです。それが宗教に根差そうと
親父の信念であろうとなんでもいいんです。理屈抜きに善悪を決めることさえできれば問題はおきないんです。ただ、その善悪の判断
のベースとなる行動規範が日本にはない。行動規範を決定するのは、共同体の内規と宗教ですが、現在の日本では共同体はほとんど
崩壊しているし、宗教ももともとない。だらか何にもないんです。決める側の親に規範がないから子どもに対して決められない。無規範
の子どもがどんどん増えているという図式でしょうか。
一元的に日本には宗教がないから、というと「違う」というお話もでてくるのはよくわかりますが、
現在の日本の子供たちの荒廃の8割は無宗教にあるといっていいと思っています。

>無宗教だからではなく、人としての価値を、心ではなく、偏差値で判断してしまった社会に問題があると思います。

そのようなお話はよく聞きますがいつも疑問に思います。偏差値で判断する社会なんて30年以上前から始まっています。私だって20年
以上前に偏差値教育の洗礼を受けて大学に入りましたが、現在のような陰湿なイジメが社会問題になってもいませんでしたし、校内暴力
だって微々たるものでした。青少年の意味不明の殺人事件にいたってはほぼ皆無でした。それをどう説明するのでしょう。
あと、心の教育というテーマで心を取り入れようという話しもよくでますが、絶対まずいです。偏差値だけで判断される場合にくらべて
判断基準が心にまではいってくるんですよ。下手すると良心の自由もへったくれもあったもんじゃなくなります。だから、教育に心まで
取り入れて人を判断しては駄目です。

はんまーさんからのコメント(2000年05月31日 21時11分12秒)
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よもぎもちさんの書き込みを読ませていただきましたが、疑問があります。

>現在の日本の子供たちの荒廃の8割は無宗教にあるといっていいと思っています。
とのとこですが、
アメリカという大統領が聖書に手を置いて宣誓する国が同時に犯罪多発国であるという点についてはどうお考えでしょうか?

それと人を神とするは世界的に見て問題ないとのことですが、特に問題のない部分だけを取り上げて結論を出すのはあまりにも早急ではありませんか?実際に日本では天皇=神という事を軍部が最大限利用し突っ走ったという「事実」があり、戦争終了後に「人間宣言」を行わなければならない状態であったわけです。これは人が神になった最悪のケースであると言えると思います。また、自らを神と名乗っての大量殺人等の犯罪や宗教戦争は現代も世界中にあるわけですから、「問題ない場合もあるという程度」ではありませんか?
ついでにいうと森発言の天皇=神が問題なる背景は国民がシビリアンコントロールを信用していないからでしょう。自らの立場をまるで考えない失言を繰り返したり、憲法違反である政教一致を実践しようとしている公明党と手を組んだりする政府にシビリアンコントロールを期待する方が無理です。

話は変わりますがタイが治安が良いと書かれてますが、大げさに言われるほど酷くはないですが、治安がよいというのはあまりにも現実とかけ離れています。人の命が非常に軽くやりとりされている国でありますし、WHOも匙を投げる程少女売春によるエイズ蔓延国で、しかも、確かに軍国主義ではありませんが、日本ではニュースにならないほど軍の一部の人間によるクーデター未遂が多発している国でもあります。その国を指して治安がいいというのはあまりにも無理があります。

よもぎもちさんからのコメント(2000年06月01日 08時20分03秒)
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はんまーさん、コメントありがとうございます。
自分の意見に対していろいろ言って頂くのは嬉しいものですね。
では、

>アメリカという大統領が聖書に手を置いて宣誓する国が同時に犯罪多発国であるという点についてはどうお考えでしょうか?

アメリカと日本の破滅的青少年犯罪はその根本原因が全然異なります。類型化するとアメリカの犯罪は、悪い奴がどんどん悪く
なって破滅的な犯罪をおかす、いわゆる社会規範に対する反抗の形を取るのに対して、日本は成績の良かったり静かだったり
する子どもが突然破滅的な犯罪を犯す。札付きの悪は(最近はそうでもないけれど)、破滅的な犯罪まではいきにくい。
アメリカの犯罪者は悪いことをしたという意識が強いが、日本の犯罪者は悪いことをしたという意識が薄いという特徴が
あります。これそのものが社会的規範(=宗教)があるかないかを示していると思います。

>それと人を神とするは世界的に見て問題ないとのことですが、特に問題のない部分だけを取り上げて結論を出すのはあまりに
>も早急ではありませんか?

全然早急でないと思います。

>実際に日本では天皇=神という事を軍部が最大限利用し突っ走ったという「事実」があり、

そうです。軍部が利用したというだけです。「天皇=神」という図式そのものが起こした戦争ではありません。そこを
ごっちゃにされると困ります。

>戦争終了後に「人間宣言」を行わなければならない状態であったわけです。

どういう状況を指して行わなければならないとおっしゃるのでしょうか。私見では、行わなければならない状態では
決してありません。「人間宣言」なんてしたからアノミーが蔓延して、現在の取り返しのつかない状態になっているの
です。

>また、自らを神と名乗っての大量殺人等の犯罪や宗教戦争は現代も世界中にあるわけですから、

人を神としない場合だって大量殺人(聖バーソロミューの大虐殺)や宗教戦争(十字軍でもフス戦争
でも数限りなく)があるんで、それは人を神とする宗教の問題にはなり得ません。

>ついでにいうと森発言の天皇=神が問題なる背景は国民がシビリアンコントロールを信用していないからでしょう。自らの立
>場をまるで考えない失言を繰り返したり、憲法違反である政教一致を実践しようとしている公明党と手を組んだりする政府に
>シビリアンコントロールを期待する方が無理です。

意味不明です。私の知っているシビリアンコントロールの意味をあてはめると理解できません。

>話は変わりますがタイが治安が良いと書かれてますが、大げさに言われるほど酷くはないですが、治安がよいというのはあま
>りにも現実とかけ離れています。

住んでいて感じたことを現実とかけはなれていると言われては、悲しいです。

>人の命が非常に軽くやりとりされている国でありますし、WHOも匙を投げる程少女売春に
>よるエイズ蔓延国で、しかも、確かに軍国主義ではありませんが、日本ではニュースにならないほど軍の一部の人間によるク
>ーデター未遂が多発している国でもあります。その国を指して治安がいいというのはあまりにも無理があります。

そんなことはみんな知っています。でも、夜一人歩きすると東京の方が恐いです。
ついでにいうと、WHOも匙を投げる程少女売春によるエイズ蔓延は治安の善し悪しに関係ないですし、軍国主義
云々も治安の善し悪しに関係ありません。軍事政権の方が治安よかった国だって結構ありますよーー。

以上です。

はんまーさんからのコメント(2000年06月01日 22時23分12秒)
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>アメリカの犯罪者は悪いことをしたという意識が強いが、日本の犯罪者は悪いことをしたという意識が薄いという特徴があります。これそのものが社会的規範(=宗教)があるかないかを示していると思います

これは
「アメリカの犯罪者=社会的規範(=宗教)があり」
「日本の犯罪者=社会的規範(=宗教)がない。」
という文章でしょうか?これは宗教による道徳概念が犯罪の抑止には全く意味をなさないという事を証明しているようにおもえます。

>「天皇=神」という図式そのものが起こした戦争ではありません。
人が神になるという事の問題点は利用のされ方そのものにあります。1つ宗教のもつ道徳観に縛られる事で、同時に一般的道徳観の麻痺状態となり、他人はいうまでもなく、自らの生命をいとも簡単に消してしまう効果をも発揮します。そうした点をカルト教団やテロリストはうまく利用します。身近な例ではオウムの犯罪実行者達を見ればわかります。彼らは宗教によって道徳観を欠如させ、教義実践の使命感に燃えた殺人者となったわけです。彼らには達成感はあっても罪悪感はありません。こうしたケースは宗教の持つ危険性の1つです。
「天皇=神」の図式が戦争を起こす事はないでしょうが、戦争を行うための下地として道徳心を喪失させる事に利用するのにこんなに便利なものはありません。

よもぎもちさんからのコメント(2000年06月02日 00時40分02秒)
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>これは宗教による道徳概念が犯罪の抑止には全く意味をなさないという事を証明しているようにおもえます。

んーー、アタシの書き方が下手なのかなーー。
道徳概念が犯罪の抑止に意味をなすとかなさないなんて、ひとことも言っていないんだけど。

>人が神になるという事の問題点は利用のされ方そのものにあります。1つ宗教のもつ道徳観に縛られる事で、同時に一般的道
>徳観の麻痺状態となり、他人はいうまでもなく、自らの生命をいとも簡単に消してしまう効果をも発揮します。

やっぱり、書き方の勉強しなおさなきゃなんないのかなーー。
これも、人が神になる宗教だけがそうじゃなくて、キリスト教だって歴史的に見ればおんなじだって書いたつもりなんだけど。

>「天皇=神」の図式が戦争を起こす事はないでしょうが、戦争を行うための下地として道徳心を喪失させる事に利用するのに
>こんなに便利なものはありません。

これはおかしいです。戦前の人たちが道徳心を失って戦争したというように読めますが、断固としてそれは間違いです。
戦前の方々が道徳心を失っていたなんて、先輩に対して失礼です。少なくとも多数の人々が思い浮かぶ道徳的な感覚は
現在の我々より格段と高いですよ。戦前の方々のどこをつっついたら道徳心が喪失しているなんて言葉がでてくるので
しょう。是非、教えてください。戦争直前どれだけの政治家が戦争回避で動いたか、どれだけの士官が戦争回避を訴え
ていたか、どれだけの国民が戦争を嫌がっていたか....道徳心を喪失なんてとんでもない話しです。
利用したのは統帥権であり、法律や条例であり、マスコミであり特高警察等の組織です。
戦争は国際法で認められた国と国の紛争解決の手段です。オウムがやったテロまがいのこととは次元が全く違います。
道徳心を喪失させてやるものなんかじゃありません。

事実の解釈の違いによる理屈は受け入れることができますが、間違った事実認識にたったご意見はよく知らない人を
混乱させるだけです。

な〜さんからのコメント(2000年06月02日 11時10分47秒)
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な〜 です

宗教家じゃないのでよくわかりませんが
神様を信じる宗教じゃないと道徳心は養われないのでしょうかね?

ただ単に感謝の気持ち、これで道徳心は養われないのでしょうか?

よもぎもちさんからのコメント(2000年06月02日 14時50分30秒)
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なーさん、こんにちは。

>神様を信じる宗教じゃないと道徳心は養われないのでしょうかね?

子どもに直接的に影響を与えるのは宗教そのものではなくて親ですよね。無宗教の家庭に育った子どもでもしっかりとした道徳心を持っている子は
沢山います。ですので、なーさんの疑問に関しては、「そんな事はない」というのが私の答えです。

>ただ単に感謝の気持ち、これで道徳心は養われないのでしょうか?

誰にでも何にでも感謝しなさいということですよね。それそのものが立派な道徳心だと思います。
誰もがその心を持てればいい世の中になると思います。
ただ、現実問題大人も子どもも含めて「ありがとう」すら言えない人が多くなっている昨今、
どうやって、その思想を埋め込む(教えたり、納得させるということでなく、その人にもともと
あったかのような形)かですよね。
正しい原因が分かれば解決策って一杯あるんですが、どうやるかで頓挫してしまうような気が
しませんか?

な〜さんからのコメント(2000年06月02日 15時29分59秒)
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な〜 です

>どうやるかで頓挫してしまうような気がしませんか?

そうなんですよね。

私はこれまで公務員をしていましたが6年前自営業を始めました
それから世の中にはいろんな立場の人がいて成り立っていることが
分かってきましたね。

腹の立つことも少なくありませんが日々感謝の気持ちは忘れないでいようと
おもうこのごろです。

はんまーさんからのコメント(2000年06月02日 18時53分53秒)
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>道徳概念が犯罪の抑止に意味をなすとかなさないなんて、ひとことも言っていないんだけど。

>現在の日本の子供たちの荒廃の8割は無宗教にあるといっていいと思っています。

と書かれているので、つまりは無宗教でなければ荒廃は8割押さえられるという意味ですね。=道徳概念が犯罪の抑止に意味をなすということではないでしょうか?
そうした点で一般的にはキリスト教が広く信仰されているアメリカの現状と合わないと思ったのです。

>戦前の方々のどこをつっついたら道徳心が喪失しているなんて言葉がでてくるので
しょう。是非、教えてください。

道徳心という言葉が不適切だったかもしれません、どちらかというと人間性のほうがよいかもしれません。
一般生活の規範である道徳心は当時の人のほうが現在よりより高く持っていたでしょう。宗教的なプロパガンダの恐ろしさはそうした一般生活では非常にまともな人も豹変させてしまう力を持つことでしょう。
つまりどれだけの政治家が戦争をやりたがり、どれだけの士官(特に陸軍)が戦争を計画し、どれだけの国民が戦争の戦果に万歳三唱をしていたか、事実誤認とおっしゃってますが、こんな事はなかったということでしょうか?
戦争という壮大な人殺し大会に対し、無邪気に万歳三唱が出来るという状態は人間性が欠如した状態と言えます。こうした神経麻痺状態を作り上げるのに「天皇=神」というまさに神話は不可欠なものだったわけです。日本人は天皇という神の子で特別でそれに敵対する国の人間は人間ではないと考えさせるわけです。身内に対しては道徳心あふれた人、敵対する人に対しては残虐性をいかんなく発揮させる。その意味で当時の人は道徳心を喪失していないと言えます。こうした状態をアメリカの熟知して、アメリカ空軍ではもし日本国内で墜落した場合、一般国民に見つかったら殺される、捕まるなら軍人にと指導されていたという事実もあります。実際に道徳心にあふれた一般市民がパラシュート脱出をした米兵をよってたかって撲殺した事実があります。恐らくそうして米兵を殺害した人は罪悪感より達成感があったでしょう。今の平和な状態でそのことを思い出せば吐き気を催すような事になっているかもしれませんが、その当時はそうすることが正義と思えたわけです。そうして達成感につつまれながら、一般生活では非常に道徳心にあふれたまじめな人に戻ったのでしょう。
国どおしだからどうだといのは無意味ですね。敵対する者に対し人間性を喪失したような判断を下せるような状態に人をコントロールするというのは規模の大小以外、オウムも当時の日本も同じです。
細かいことですが、オウムのやったことは「テロまがい」ではなく、「テロそのものです」。もっともそうとう頭の悪いテロリストですが

まるちゃんさんからのコメント(2000年06月03日 01時25分56秒)
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ひとこと言おう!!! (偉そうに(^^;)

ちょっと前に首相やってた森とかって人、別に信心深い人でも何でも無いでしょ?
アノ発言ってあくまで「天皇を中心にした」が主題で、「神の国」はシメの言葉でしか無いよ?
はっきり言って「神の国」ってトコには何の意味も無いんじゃない? ダマされちゃいけないよ。

奴は日本を「天皇を中心にした」国だって言いきったんだ。撤回もしない。
すべての国は、国民が中心に居なくちゃいけないんだ。それを... 時代錯誤も甚だしい。

奴の取り巻き(特にシズカちゃん(^^;)の口車に乗ってはいけない。
「神の国」で議論展開ってのは、天皇中心というヤベェ思想から目を逸らすための罠に過ぎない。
だから今は、国民主権と景気対策(主に前政権の活動評価)について、語り合うべきだと思う。
ちなみに私は「バラマキよ、去れ」と言いたい気分だ(^O^)

よもぎもちさんからのコメント(2000年06月03日 08時30分47秒)
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> 道徳心という言葉が不適切だったかもしれません、どちらかというと人間性のほうがよいかもしれません。

どっちでもいいです。いずれにせよ、おっしゃっている可笑しさは変わりませんから。

> 一般生活の規範である道徳心は当時の人のほうが現在よりより高く持っていたでしょう。宗教的なプロパガンダの恐ろしさは
> そうした一般生活では非常にまともな人も豹変させてしまう力を持つことでしょう。

プロパガンダの恐ろしさは分かります。ただ、何で宗教に限定するのでしょう。そう考えるから事実認識を間違えるんです。
「プロパガンダは恐しい」んです。でもそれは、宗教的だから恐ろしいわけでもなんでもないんです。

> つまりどれだけの政治家が戦争をやりたがり、

どれだけの政治家が戦争をやりたがっていたんですか?近衛だって戦犯の松岡だって戦争なんてやりたくなかった。戦争やり
たがった政治家がいたことは認めますが、アメリカを良く知った人間は戦争なんかやりたくなかったんです。

>どれだけの士官(特に陸軍)が戦争を計画し、

そりゃ、起こしたご本体ですから当然です。

>どれだけの国民が戦争の戦果に万歳三唱をしていたか、事実誤認とおっしゃってますが、こんな事はなかったということで
>しょうか?

始まってしまった戦争に対して勝って万歳三唱しない方が精神異常です。どこにそんな国がありますか?アメリカだって、
イギリスだってフランスだって勝てば喜ぶし、負ければ悔しがるし...あたりまえのことをすることを人間性の欠如と
指摘する方が人間性を欠如しているのではないですかね。

> 戦争という壮大な人殺し大会に対し、

まず、その認識が大間違い。そういう認識でいるから何にも見えてこないんです。戦争は高度な政治的な所産、紛争がある
から起こるし、負ければその紛争に対して自分の主張が通らなくなるもの。

>無邪気に万歳三唱が出来るという状態は人間性が欠如した状態と言えます。

これがおかしい意見だというのは先に述べた通り。

>こうした神経麻痺状態を作り上げるのに

全然神経麻痺状態ではないですね。

>「天皇=神」というまさに神話は不可欠なものだったわけです。日本人は天皇という神の子で特別でそれに敵対する国の
>人間は人間ではないと考えさせるわけです。

日本人は天皇の子だったんですか。知らなかった。
鬼畜米英のことでしょうか。それは宗教とは全く関係ありません。それは宣伝です。子どもに対しては教育です。
戦時には戦意を鼓舞するために、どこの国でもそういった宣伝は行います。当然のことです。

>身内に対しては道徳心あふれた人、敵対する人に対しては残虐性をいかんなく発揮させる。

当然です。捕まったら犯され食われてしまうんですから、生かしてはおけないでしょう。当然のことです。

>その意味で当時の人は道徳心を喪失していないと言えます。こうした状態をアメリカの熟知して、アメリカ空軍ではもし
>日本国内で墜落した場合、一般国民に見つかったら殺される、捕まるなら軍人にと指導されていたという事実もあります。
>実際に道徳心にあふれた一般市民がパラシュート脱出をした米兵をよってたかって撲殺した事実があります。恐らくそう
>して米兵を殺害した人は罪悪感より達成感があったでしょう。

先日、中米で日本人観光客が現地の人間に撲殺されたという事件がありました。田舎で素朴な人々ばかりのはずが、ちょっ
としたラジオでの風説で起きた事件でした。これと同じです。自分の家族を守るためにやったことです。
くりかえしになりますが、宗教とは全く関係ありません。

>今の平和な状態でそのことを思い出せば吐き気を催すような事になっているかもしれませんが、その当時はそうすること
>が正義と思えたわけです。そうして達成感につつまれながら、一般生活では非常に道徳心にあふれたまじめな人に戻った
>のでしょう。

達成感につつまれていたかどうか、そういった文献にあたったことも本人の話しも聞いたことがないので不明ですが、
疑問です。ほっとした、というレベルではないかと思うのですが、いずれにせよ推論の域をでません。

>国どおしだからどうだといのは無意味ですね。敵対する者に対し人間性を喪失したような判断を下せるような状態に人をコン
>トロールするというのは規模の大小以外、オウムも当時の日本も同じです。

繰り返しになりますが、戦時下のプロパガンダの元で敵対する人間を殺すということは人間性を喪失した状態ではあり
ません。国際法上やってはいけないことではありますが、断じて人間性を失った状態ではありません。
「人を殺す=人間性の喪失」という教義を信奉している方が、世界が見えていない証拠です。恐ろしいです。

>細かいことですが、オウムのやったことは「テロまがい」ではなく、「テロそのものです」。もっともそうとう頭の悪いテロ
>リストですが

どっちでもいいです。あなたがどれだけの高学歴をお持ちでどれだけ高い知能指数をお持ちかしりませんが、私はオウムの
人間はすごく頭がいいなーーと思います。

これにて、この件に関してはコメントを終わらせていただきます。

はんまーさんからのコメント(2000年06月03日 13時23分54秒)
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>始まってしまった戦争に対して勝って万歳三唱しない方が精神異常です。どこにそんな国がありますか?アメリカだって、イギリスだってフランスだって勝てば喜ぶし、負ければ悔しがるし...あたりまえのことをすることを人間性の欠如と指摘する方が人間性を欠如しているのではないですかね。

時に国、時に人、いったいどっちの事をおっしゃっているのでしょう。戦争をしている国は勝つ事を喜ぶでしょう。でも万歳三唱をしているのは人です。わたしは人の事をいっているのですが、言葉のすり替えですね。
「国」が始めた戦争に反対する「人」は異常というお考えである事はわかりましたので、わたしもこれ以上のコメントはしたくありません。

居酒屋店長川崎さんからのコメント(2000年06月04日 21時41分06秒)
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