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投稿番号:39994 投稿日:1999年09月30日 23時05分27秒  パスワード
お名前:川崎店長
 

臨界事故・危機管理編

キーワード:東海村

地域:関東


東海村で臨界事故だそうです。
それも民間の施設で、無謀な判断の作業が原因で。

あちこち批判する点はあると思いますが、それはそれとして
特に今回は政府や県が「危機管理」をどうするか、みんなでウオッチしましょう。
皆さんの所感を自由に書いて下さい。

また、核の是非論は別のスレッドでやりましょう。
ご希望の方はスレッドをたててください。


のいづ@ウララ〜ウララ〜ウラニウム♪さんからのコメント(1999年10月01日 01時08分07秒)
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 仮に私が茨城県内の住民だったとしたら、、、

 妻や子供がいる場合は、今の時間だったら、「10キロ圏内」にとらわれず、独自の判断でさっさと妻子を遠い田舎に避難させることでしょう?

 我が身は仕事や近隣の関係もあるので、避難するかどうかは状況判断によります。
 要は、命がけで困難に立ち向かわなければならない場合も想定されるので、我が身の安全ばかり言ってられないということです。

 事故の状況・対応から判断するに、スリーマイル島やチェルノブイリ同様の惨事が長期間にわたることになりかねないと危惧するのは、私だけではないと思いますが、、、 

ちまちまさんからのコメント(1999年10月01日 01時20分32秒)
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 真夜中1時です。NHK以外ではほとんど取り上げる様子がないのに憤りを感じております。
 CNNもNHKの映像を使っておりますね。

 政府や県の「危機管理」はいかがなものか。
 まだ、対策本部がたてられて、内閣その他は報告待ちという段階のようです。以前にも事故があったわけですので、さまざまなことを想定できるはずですが、起こりうる事故やその対策について政府や県から指導が入っていたかどうか。知りたいと思います。
 また、被災した地域住民の人たち(事故現場10キロ以内の地域)に対して、きちんと情報が公開されているかどうか。屋内に待機しているだけで本当に安全なのか。それも不安なところです。

 それにしても、民間の施設とはいえ危険なウラン燃料を処理する施設において無謀な判断の作業が行われている、そのことに危機を感じるのです。ウラン燃料に限らず、危険物を処理する場合にはそれなりの措置が執られて当然だと思うのですが、その点についても追求されるのでしょうか。

 さまざまな視点から、冷静な目で状況を見守りたいと思っております。

川崎店長さんからのコメント(1999年10月01日 05時36分23秒)
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しかしなぁ、事故発生から半径500M待避までおよそ4時間。
事故発生から発表まで1時間以上たっているのはもう論外として
あれだけハイリスクな町でこんなにのんびり構えているというのは
どうなんだろう。

昔からの住民のことを考えたとしても、原子力発電所のある町に住む、
という人の気持ちがわからない。僕はもうそんなものが近くにある、
というだけで恐いのに。

原子力施設については2重3重の防御がなされているはずで、
今回のように一気に流れ込むなんてことはありえないはずなんですが
それが起きてしまっている。
いわば「ブレーカーが落ちるから縛っとけ」みたいなことをしていた
んじゃないかと疑ってしまうような今回の事故。

原子力施設そのものは、恐いという以外に毛嫌いしているわけではないの
ですが、怖さだけは否定できない。

でも、危機管理というのはこの「怖さに正直であること」から始まるものだと
思うのです。

安全を高らかに歌うというのは(そうしなければならない諸事情があるとしても)
本当は危機管理上あんまり誉められないことだと思うのです。

菜の花さんからのコメント(1999年10月01日 06時42分22秒)
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怖いですよ。
防災無線がなぜNHKの速報と同時刻?
もっと早い対応がされるべきです。

目に見えない放射能からどうやって身を守れるのか
管理者側のあまりに希薄な危機感

いつだって事故が発生してからの
後手後手対策及び隠蔽工作

TAKEGONさんからのコメント(1999年10月01日 07時09分45秒)
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日立に兄貴がいるので テレビを見て事故の重大さに愕然としました。
日立市石名坂町というところに住んでいて、事故現場から5qのとこらしい。
電話したら、「ちょうどその時間、、工場の脇を通っちゃった、、、対応が遅すぎる!!」と怒ってました。

放射線が人体に与える影響については良くわかりませんが、今現在妊娠していらっしゃるかたは特に心配だと思います。

何故「おこるハズはない」事故が起きたのか、また、「そんな事故はおこるハズはない」と思っていたのか 
事故が起きてからの対応が何故、、、数時間かかったのかを明らかにする必要がありますね。


なるせさんからのコメント(1999年10月01日 09時51分52秒)
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なるせです

どの事件でもそうですが、事実を速やかに公表しないという
現状が続けば、国民はもっと不安感を募らせ、一大事が起きれば
パニックに陥ると思うのですがね。
どうして政府なりは事実を隠したがるのでしょうかね。

自分の周りに同じことが起きたら。
発表は鵜呑みにせず、その2〜3倍は悪い状況だと
判断し対応します。

かわらさんからのコメント(1999年10月01日 10時09分32秒)
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>妻や子供がいる場合は、今の時間だったら、「10キロ圏内」にとらわれず、
>独自の判断でさっさと妻子を遠い田舎に避難させることでしょう?

う〜んと、これはかえって放射能の汚染された物にふれる危険があります。
なんでも昨晩は雨が降っていた時間もあるという事ですので、
ふれる危険性はますます高くなります。

茨城県が指定した10km以内屋内避難というのは、10km以内が放射能に
汚染されている、というわけでは必ずしも無い事をご理解ください。

まあ、行政側の言い分は信用できない、って理論も分からなくは無いのですが・・・

あ〜ぁ、安全宣言出されても農作物はイメージ的に甚大な影響が出るんだろうな・・・

なるせさんからのコメント(1999年10月01日 11時35分55秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 1999年10月01日 11時45分37秒

川崎店長さんからのコメント(1999年10月01日 12時06分51秒)
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放送局にとって大災害をどう伝えるかというのはいつも悩みであります。
パニックを起こさせないように、事の重大さを伝えなければならない・・・
この矛盾した2つの事をクリアしながらこの事態に取り組まなければならない。

民間放送が、通常番組を流しながら臨時ニュースで対応しているというのは
そういう判断であって、この事故を軽視しているわけではありません。
報道を続ける局は、極端にいえば1〜2局でいい。
あとは、メンタルケアのために恐怖をほだしてくれる通常番組を流しておいた
ほうがいい(もちろん重要情報は速報で割り込むが)という考え方もあるのです。

***

さて、なるせさんが転送してくれた内容は「100KM」と「2人の生命」に関わる部分以外は
正午前の報道でも伝えられましたね。
この事故がいかに深刻かわかります。

それから、放射能についていえば、今回は屋内にいたほうが安全だそうです。
つまり、今回出ている放射線は家屋の壁で充分に跳ね返せる性質だということです。

***

公式発表によると、事故の原因はどうも「手順の違反」にあるようですね。
それも「無知」による手順の省略で「そんな馬鹿な人間を現場においていたのか」と
突っ込みたくなるような原因であります。

しかし、問題の根はさらに深い。なぜそんな手順違反が起きたのか。
現場で何があったのか。
もしかしたら何かを急ごうとして誰かがせかしたとか、
何かをケチろうとして省略しようとしたのか、
もしかしたら予算削減とかそういうストレスの余波がこういう形で出たのか・・・と
「組織管理の危機」を感じずにはいられません。

わたしのいる組織に何か危機的な予兆がないか。
あなたのいる組織に何か危機的な予兆がないか。
これがクリアされなければいけないんでしょうねえ。
一人一人はお人良しの、人並みに責任感のある普通人であっても、
何かの重圧がかかると別人になってしまうというのは今や常識。

多くの病院における、看護婦さんたちの置かれている憂慮すべき状況と
なんとなくダブります。

社会の営みって、基本的にはイイこともワルイことも
「わかっちゃいるけどやめられない」の連続なわけで、
その余波やしわ寄せがどういう形であらわれるか、
そこを読むことが大事になるんでしょうねえ。

***

そういえば、行政担当者が、またもや「初動段階での認識の甘さ」なんて
記者会見で語ってますが、いつまで甘いのだろう。
もうこのセリフは使わせたくないのであります。
法的な問題?だったら政治家を叩かなきゃ。立法府の人たちを。

危機管理以前の問題です。わあ、また怒ってしまった。俺も人間が甘いなあ。

川崎店長さんからのコメント(1999年10月01日 12時17分39秒)
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http://www.tip.ne.jp/bbs/msg/39990_09.html
こちら(tip.ne.jpの「下関を熱く語る」掲示板)でも同じ話題が語られています。
こちらのほうにも専門家がいらっしゃるようで、かなり警告的な提言をされて
います。

そして、英国BBCテレビジョンがヘリコプターで取材した事故直後の現地映像が
紹介されています。
http://news.bbc.co.uk/olmedia/460000/video/_461668_ghosh1300_vi.ram
屋根の一部が壊れているのがわかります。これを「吹っ飛んでいる」と言って
いいのかどうかはわかりませんが。

はまかわさんからのコメント(1999年10月01日 12時59分34秒)
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>屋根の一部が壊れているのがわかります。これを「吹っ飛んでいる」と言って
いいのかどうかはわかりませんが

本当ですね・・・・めくれている・・・って感じですかね??
今回の事が原因でない事を祈ります。

なるせさんからのコメント(1999年10月01日 15時01分23秒)
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なるせです

コメントは書き込むには不適切な部分があると思って
削除しました。

ただ報道もパニックをおそれて言葉足らずだとこの前の
聞いている人の多くが危機感を感じないし。
でも何らかの形で国民に啓蒙していかないといけないし。

やすさんからのコメント(1999年10月01日 17時25分34秒)
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今回の件も阪神大震災みたいに後手後手ですね。
政治屋さんも相変わらず対岸の火事扱いみたいですし
本当にこの国は平和ボケしすぎだと思います。

川崎店長さんからのコメント(1999年10月01日 19時59分32秒)
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「平和ボケ」という言葉には、平和への冒涜が感じられるので
言い方そのものはすごく嫌いなんですが、意見はやすさんに賛成。
あまりに「想像力」がなさすぎる。今のこの国。
あまりに情報を「与えられる」ことばかり意識している。
わずかな情報から大きな流れを読むために必要な「想像力」が
ほんとうに欠けています。

政治家は特に。妄想すら抱けない「態度のでかい使いっぱしり」。
いいとこなし、です。あ、また怒ってしまった。人間ができてないなぁ、俺。

ACCさんからのコメント(1999年10月01日 21時30分26秒)
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>屋根の一部が壊れているのがわかります。

日本の報道はその部分は放映していないですね。
NHKの外国の報道の仕方の紹介でもABCやフランスは画像付きなのに対し、
BBCについてはフリップのみの紹介になっていました。
まずい部分があるから流せないのですかね。

これって報道管制ですかね???

じゅにあさんからのコメント(1999年10月01日 21時48分07秒)
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BBCでは、ちゃんと「核爆発が起こった」って言ってるね(^^;
取り繕ったって、小さな原爆が爆発した、という事実は変わらないのに・・・

とりあえず、現場が警察や県に報告するまでに1時間近くかかった、という部分で、責任が取られるかどうか、まず観察でしょう。それができないようなら、お役人たちが責任を取るとは思えません。

ACCさんからのコメント(1999年10月01日 22時04分32秒)
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只今BS1でABCの報道で例の全く同じ画像を流していました(BBCの屋根破損の映像)。
報道管制はないようですが、BSは別なのかな?

かびたろうの母さんからのコメント(1999年10月01日 23時17分32秒)
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 もしかしたら、「平和ぼけ」とかいうのと同義になるのかもしれないけれど
みんな、「自分だけは大丈夫」なんて、お気楽な思いこみをしているのでは。
 どーん!と、ショッキングなニュースをぶちかまして、国民をパニックに
陥れてしまうのもどうかと思いますが、まず私達に必要なことは
事実を迅速に知ること、対策を講じることではないですかね。
 それが
「なあに、だいじょうぶだいじょうぶ」なんて構えていたとしたら。

 原因が人為的なことのような報道がありますが
どうなのでしょう。被爆した方々は、おそらくご家庭もおありでしょう。
彼らの取り扱いに問題がある、なんてなったら、ご家族はいったい・・。
 政府は、電力会社は、すべて下請けの民間業者、そのまた末端の職員に
すべてを負わせるのでしょうか。
 だいじょうぶ、だいじょうぶ、なんていって作り出した原発が
重大な事故がひとたび起こると、「どうしてくれるんだ!!」
 なんだか、今回の事故から、日本のいやなところがまた露呈している
ようで、とても苦々しいです。

じろさんからのコメント(1999年10月02日 02時13分25秒)
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 政府はIAEAからの事故調査団派遣を政府は断ったようです。

阪神大震災の際にも各国からの救援団に随伴する救助犬に対し、
動物検疫法を盾に受け入れに難色もしくは断ったという前例がありますが、
今回の政府対応も形は違えども、同じことの繰り返しですね。

 国家の重大危機であっても”厳格に国内法を適用する”姿勢には何ら変わりないようです。
(よど号事件以降、”超法規的処置”は二度と適用しない・・・という国会決議でもあったのでしょうか?)

「チ」さんからのコメント(1999年10月02日 17時12分29秒)
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「チ」です、暑い日でした。

政治や行政を司る者達だけでなく、いろんな立場の人達が「責任は取りたくない」という意識の表れでもありますよね。
誰かに迷惑がかかるからでなく、あくまでも「そんなこと言って、責任問われたら我が身が危ない」ってな自分に関わり合う事の『保身危機管理』の意識はとても早いんですよ。
たいしたことないならそれで済んでくれ、だからもう少し様子見ようって姿がありありですね。

手をこまねいて、後手後手になって結局は非難を受けて、責任を取らされてきたことが生きてないのかなぁ。
何故に事起きた時にもっとシンプルな対応が出来ないんでしょうかね。

頭悪いんだ、同じ間違い何度もして、「高学歴低学力無学習能力」なんだなきっと。

じろさんからのコメント(1999年10月06日 01時59分57秒)
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 事故を起こした核燃料工場から県や政府等への報告が遅れたことを差し引いたとしても
今回の政府対応は先般の阪神大震災時よりは非常に早かったと感じます。

 その理由として、今回の場合は「改造内閣発足」を目前に控えていたことが大きな要素でした。
「チ」殿も指摘してましたが、まさに『保身危機管理』(今回の場合は”改造内閣発足の危機”)が働いたものですね。



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