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投稿番号:36784 投稿日:1999年07月16日 00時59分28秒
お名前:じろ
 

最近の若手FM局アナについての苦言

キーワード:DJ ニュース

地域:中国


 ここ数年の若手FM局アナの喋りを聴いてますと、DJ等のいわゆるフリートークは得意ではあるが
ニュース原稿を読む力がかなり衰えているように感じます。

数年前にこんなことがありました。
私の聴いている某FM○陰の某女子アナ、週末の3時間番組でのトークは彼女のキャラクターと相まって
非常にテンポのいい感じではあったが、、、お昼のニュースでは誤読を度々繰り返し・・・挙げ句の果てに
ニュース担当から外されてしまったという事態に。。。

 まぁ、FM局ですから・・・DJ等のフリートークの能力も重要でしょうが
局アナである以上は基本である「ニュース」をきっちりと読みこなして欲しいと思う私です。
(例外的にTFMのマッ○ーみたいにニュースを全く担当しない局アナもいますけどね)

川崎店長からのご意見よろしくです<m(__)m>

 


川崎店長さんからのコメント(1999年07月17日 08時36分12秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 1999年07月17日 08時49分20秒

川崎店長さんからのコメント(1999年07月17日 08時48分43秒)
           パスワード




誤字をいくつか発見。投稿し直しました。

まぁ・・・自分が属するラジオ業界の話になるので若干切っ先が鈍ってはしまうんですが...。

アナウンス技術というものは、実は環境に大きく支えられています。

ひとつは研修環境。FM局の場合、アナウンサーの配備数が昔から少ないので
自社でアナウンス技術の研修を行うことが出来るところは限られています。

もうひとつはライバル環境。アナウンス技術の向上は、アナウンサー同士が
チェックしあうことでどんどん良くなる、というのが実際のところなのですが、
これが2〜3人ではあまり機能しなかったりします。その人数で厳しくやろうとすると
かえって関係がぎすぎすして、妙に変節してしまうことがあるようです。

DJの能力というのは実際のところセンスの問題ですから、極論すれば技術ゼロでも
なんとかなります。だから実はアナウンス技術とは別の話。少人数でも本人を取り囲む
遊環境のほうが大事かもしれないのです。松本さんの場合、たとえば生放送中に何か
突発事故があればニュース原稿を読むでしょうし、その時にはちゃんとアナウンサーとして
の腕を発揮します。過去、東京ローカルでそういう場面はありました。

アナウンサーというお仕事は、実はチームワークですから、社員数の少ない地方局では
そのあたりが「歴史的に」苦戦するところです。

   しかし、リスナーの絶大な支援によってこの問題が解決した、という例もありました。

ニュースの誤読については、局側の弁解できる所ではありませんが、アナウンサーが
地域に貢献できるかどうかは、実は、文字を正確に読める、ということ以上に、
情報編集能力を持っているかどうかにかかっています。
まず、地域の地図が頭の中に入っているか。
そして、地域の経済と政治の動きがおよそどうなっているか。
さらに、交通渋滞の傾向や各地域の生活レベル、抱える問題、
食生活の傾向、お天気の傾向、主要ランドマーク、主要人物、
こういうものが百科辞典的に入っていることのほうが大事なのです。
そして、こういう能力を高めようとする場合、実はDJ番組を担当するのが
一番実戦的で効果が高いのです。

一部の局のように、
   アナウンサーと報道要員は充分に揃っているけれど
   経営困難にならざるを得ない道を選ぶか、(報道はものすごくお金がかかるのです。
   あのロイターだって、経済部門がなければ大赤字なのです)
   それとも経営の健全化をみながら徐々に拡充する道を選ぶか、
   という選択肢があるように見えますが、実はそんなことはちっとも問題の核ではなくて、
   リスナーが局をどう「共同体の中に位置づけているか」が問題です。
どの局にも同じようなレベルと形式を求めるのか、
   特性に従って位置づけを変えることができるような「柔軟な聴き方」ができるのか。

   ラジオは書籍同様、リスナーのレベルがそのまま反映される柔軟なメディアなのです。
   ぜひ、局のカラーや得意技で聞き分け・使い分けしてください。どの局も聴いて下さい。
   聴取率競争のために24時間個人の耳を占有することがいいように言われていますが、
   共同体中心に考えれば、複数聴いて、それぞれの性能を知る、ということのほうが
   重要です。どの局がいい、悪いという問題ではないのです。タバコやジュースとは違って。

実はこのアナウンサー問題は、下手をすると斜陽化するかもしれないラジオ業の
根底にかかわる問題なのです。どうか一緒に考えて下さい。

じろさんからのコメント(1999年07月19日 03時03分39秒)
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 川崎店長、身内のことであり、
レスの文面には非常に気を使われたことと察します、ありがとうございます。

>松本さんの場合、たとえば生放送中に何か突発事故があればニュース原稿を読むでしょうし、
>その時にはちゃんとアナウンサーとしての腕を発揮します。
>過去、東京ローカルでそういう場面はありました。

 この件に関しては、書き込みをした後日に知人よりそういった事実(突発事故における、アナウンサーとしてのニュース報道)が
あったということを耳にしました、訂正してお詫び申し上げます。

>アナウンサーが地域に貢献できるかどうかは、実は、文字を正確に読める、ということ以上に、
>情報編集能力を持っているかどうかにかかっています。
>まず、地域の地図が頭の中に入っているか。
>そして、地域の経済と政治の動きがおよそどうなっているか。
>さらに、交通渋滞の傾向や各地域の生活レベル、抱える問題、
>食生活の傾向、お天気の傾向、主要ランドマーク、主要人物、
>こういうものが百科辞典的に入っていることのほうが大事なのです。

 これらについては聴取対象やニュースソースにより変化する領域ではないでしょうか?

 例えるならば、大手通信社のソースによる”JFNニュース”として全国配信する場合と
各地元新聞社のソースによる”各局の地域ニュース”とでは、同じ『ニュース』でも
その意味合いは全く異なるものでしょう。

 最初の書き込みにある某女子アナの場合、地元新聞社のソースによるニュースに関しては
地元出身だけに地名等の誤読は当然皆無です。
しかし、ニュースソースが大手通信社や大手新聞社になった場合に、地元しか知らず、
他地域に待ったく目を向けようとしない彼女の『脆さ』が如実に現れてくるのです。

 例え、地元出身者でも他地域に広く視野を向けている方でしたら、
そういった「地名誤読」等の事案は仮にあったとしても前述の某女子アナのように
同じようなことを繰り返すといった愚行はあり得ないはずです。

 ただ、、、残念ながら私の住む地域では各メディアに関わるスタッフは
採用条項に必ず『T取・S根の出身者であること』との条項があるのです。
確かに、地元のメディアは地元の人間にて伝えるべし、、、という考えは否めません。
が、しかし・・・そのことがスタッフ自らの居住外へ関する関心の低さを露呈させていると
言っても過言ではありません。

 若干、話が脱線しますが・・・現T取県知事のK山氏が知事選に出馬した際に、
先祖代々の地元出身者達から「地元出身じゃないくせに偉そうな顔して出馬するな!」といった
誹謗・中傷が地元メディアを通じて公然とまかり通った事実もあります。

>実はこのアナウンサー問題は、下手をすると斜陽化するかもしれないラジオ業の
>根底にかかわる問題なのです。どうか一緒に考えて下さい。

 脱線しましたので、話を戻します。
今回の書き込みを進めていくうちに私自身気がついたのですが、ラジオ業の今後は
アナウンサー個人だけの問題ではなく、スタッフや地域リスナーを含めた全ての問題では?と考えられます。
(比重的には”リスナー”の役割が重要と考えられます)

 テレビ・衛星放送・インターネット等の普及により「ラジオ(見えるラジオも含む)」の関心が
低下していることは否めません。
多チャンネル時代の現在においてこそ、私を含めたリスナーの『本質を見極める目』が
今後のラジオ業の「生き残り」に関わってくるでしょう。

 その為には阪神大震災にてその役割を十二分に認識したにも関わらす、
「喉元すぎれば・・・」にて、その関心が下降している「ラジオ」について、リスナーが
もう一度考える必要があるのではないでしょうか?

 極めて長い書き込みになったことをお詫びします、それでは。

ボニさんからのコメント(1999年07月30日 22時55分04秒)
           パスワード

理路整然とは書けませんが・・・。

ここ山口で私が聴いているラジオは、中国語講座の放送チャンネル、クラシックのチャンネル、民放FMのチャンネル、です。
東京に行くとたくさんのチャンネルが有って、曲ばかり流れるチャンネルとか、いろいろ好きなのが聴けていいと思います。

山陰に住んでいたとき、FM○○にはリスナーとしてかわいがって頂きましたし、FAXも沢山送りました。
もうやめられましたが、男性でニュースは上手く読むけれどDJのしゃべりが向いていない人が居ました。また、ニュースはとちるけれどDJやプロデューサーが上手い人が居ました。
良いところを聴いて許容してはどうでしょうか。

地方局になると、言われるようにうまいヘタはあると思います。
聞き苦しく「ちゃんとした日本語をしゃべってよ」とラジオに向かって腹が立つときも有ります。
そういうときはビシビシ苦情のFAXを送りましょう(笑)
リスナーが聞き苦しくないように、社員さんは正確な読み、ちゃんとした言葉使いをして欲しいと望みます。
社員ではない人も公共の電波なのですから出来れば高いレベル意識を持ってやって欲しいです。
また、リスナーも「ここが面白い、ここが面白くない」と意見を発信しながらラジオを楽しんで行けたらいいと思います。
と、全部自分に言ってます。
最近、「なしのつぶてだ」と文句言う割にFM山口にFAXを送ってないのですよね〜。反省反省。
気に入ったところ、気に入らないところ、送らなきゃだわ。





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