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投稿番号:31031 投稿日:1999年02月09日 13時44分11秒
お名前:店長川崎
 

飲み直し●憲法に不満のある人の声

キーワード:改憲 不満

地域:その他


はい、ちょっと雰囲気を変えましょう。

いまの日本国憲法で、どこでも結構。「ここがちょっと不満」という所があったら、
書き出して下さい。なお、一度出てしまうまで反論は待って下さい。
あとで問題ごとにスレッドを分けたいと思っています。

もしも「改正案」が明確にある人は、新しい条文を書いてもらってもいいと思います。




さとしさんからのコメント(1999年02月09日 21時37分57秒)
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法律は、全然分かりませんが。
今更、あそこにボカシを入れる法律の撤廃!!

インターネットにアクセスすれば丸見えの世界ですがな、ハッキリ・クッキリよう見える。
ここに来る皆様方も一度は拝見なされたと思います。

田吾作さんからのコメント(1999年02月09日 22時16分17秒)
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まず第一に「第9条」ですよね。

>第2章 戦争の放棄  第9条
>日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
>武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
>(2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

これを「字義どおり」に解釈すれば、だれがどう考えても「自衛隊」の存在はそれだけで「憲法違反」です。
かといって、「自衛隊」を廃止し、さらに日米安保同盟(日米安保条約ではなく)を破棄するっていうのは
「夢物語」のような気がします。
リアル・ポリティックスってのは、結局のところ力(武力・経済力・情報収集力その他)の微妙な均衡の上に
こそ「平和」が存在しうるのであり、そういう均衡を保つためにこそ、ある程度の軍事力等が必要不可欠である
と考えます。

(改定案)
第2章 自衛隊  第9条
(1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求する。この目的を実現し、日本国の独立および
主権の護持のため自衛隊を置く。日本国内および周辺地域での自然災害・侵略戦争等において、日本国および
日本国民の安全保障上の必要があったとき、内閣総理大臣は自衛隊を派遣・指揮することができる。

(2)前項の目的を達するため、必要な陸海空の戦力を保持する。


はまかわさんからのコメント(1999年02月10日 16時43分29秒)
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>(改定案)
第2章 自衛隊  第9条
(1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求する。この目的を実現し、日本国の独立および主権の護持のため自衛隊を置く。日本国内および周辺地域での自然災害・侵略戦争等において、日本国および
日本国民の安全保障上の必要があったとき、内閣総理大臣は自衛隊を派遣・指揮することができる。

現状の国連だとかなり怖いですが、国連のあり方をもう少し検討すれば、
指揮権を国連にあずけてしまうのも一つの新しい方向性になるのでは・・・・と思いつきですが(笑)

KORNさんからのコメント(1999年02月27日 02時23分37秒)
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はじめまして。

今日初めてこの居酒屋を覗かせていただきました。
とっても硬派な居酒屋だったんですね!もっと早く来ればよかった。
今後もちょくちょく立ち寄らせていただきます。

それにしても日本ではタブー(?)とされている憲法改正論議をここまで
熱く語れるなんて、なんだか日本じゃない別の国みたいです(笑)
日本人全員がこれだけ真剣に考えるようになれたら、日本の未来も捨てた
もんじゃないんですけどね!

それでは本題に入りますが、私は憲法9条改正論者です。
ただ、この議論をすると護憲論者の方と感情的な論戦になってしまう。
「武力(軍隊)を容認するなんて右翼でファシストだ」
と思い込んでいる人もいるようですが、少なくともこの居酒屋の改憲論者
の中には(もちろん私も含め)右翼もファシストもいないと思います。
意見が食い違う最大の原因は両者の意見の前提条件が全く異なっているから
だと考えます。

護憲論者の前提
1.今後、日本が武力によって攻撃されることはほとんど考えられない。
2.日本が軍隊を所有すると必ず他国を侵略する方向に進んでしまう。
(よって軍隊はいらない −−> 憲法9条維持)

ちょっと乱暴な括りですが、護憲論者の方は概ねこのような共通認識を
持たれているのではないでしょうか?
これに対して私はどう考えているかというと、1.の前提については、
私も是非そうあってほしいと願っているのですが、現実の世界を見ると
100%戦争が起こらないとは考えにくい。もちろんそうならないように
外交手段を用いてぎりぎりまで戦争を回避する努力はするべきです。
しかし国家の最大の責務が「国民の生命と財産を守る」ことである以上、

“現実に日本が武力によって攻撃されたとき国民を守るための具体的手段”

は用意しておくべきだと思います。私にとってその手段とは、
「攻めてくる敵に対し日本国憲法第9条を元に平和を訴える」ことではなく、
「憲法9条を改正して自衛力を用意しておくこと」なのです。

次に2.についてですが、確かに軍隊を持つ以上その可能性は否定できません。
しかし、日本人は太平洋戦争を通じて多くを学びました。その経験を生かして
シビリアンコントロールされた専守防衛の軍隊を持つ。日本にはそれが出来る
と思います。軍隊を持つことと平和を願うことは矛盾しません。
それではどこからそんな軍隊をもってくるのか?
日本には、憲法で軍隊を否定しているにもかかわらず「自衛隊」という謎の組織
が存在します。この組織は軍隊に良く似ているのですが、日本の道路を進む場合
でも警察の先導を必要とするような変な組織です。
私は憲法を改正することで、この「自衛隊」という組織を正式な「日本の自衛軍」
として定義すべきだと考えます。
護憲論者の方々は、少なくともこの「自衛隊」については、はっきりした見解を
持つべきでしょう。自衛力は必要なので見て見ぬ振りをするのか?それとも
自衛力さえも否定する完全無抵抗主義で行くのか?

ちょっと長くなってしまいましたが、初登場の私の考えを知ってもらうために
あえて突っ込んだことを書きました。この次は新しい9条の条文を書いてみたい
と思ってます。(現在思案中)

KORNさんからのコメント(1999年02月28日 12時32分20秒)
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それでは、私の考える新しい憲法9条を書きます。
(この部分だけ変更すると違和感があるのですが、とりあえず書きます)

(改定案)
第2章 自衛軍  第9条
(1)日本国は日本国民の生命と財産を守るために自衛軍を置きます。
自衛軍の指揮権は内閣総理大臣が持ちます。

(2)日本国は侵略戦争を永久に否定します。


憲法のなかで、内容的に大幅に変更してほしいのはこの9条なのですが、
その他の条文についても、「文体」は是非見直して頂きたい。
法律の文体がある程度難しいのは仕方ないのですが、少なくとも「憲法」
に関しては、子供にでも理解できる平易な文章であってほしいと願ってます。

KORNさんからのコメント(1999年03月04日 17時16分09秒)
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私が書き込んだ新しい9条ですが、(文章が稚拙なのは置いといてください)
狙いは次の通りです。

・・・誰にでも理解できること。そして、一つの解釈しか取れないこと。

「現憲法は様々な解釈が出来るから良いのだ。薄っぺらい文面ではだめ」
という意見にも共感できる部分はあるのですが、「色々な解釈が可能」
という見地からいけば、イギリスのように「憲法をなくす」のが最良の方法
ではないでしょうか?これが究極です。
しかし、残念ながら今の日本人はまだそのレベルではない。
また、9条に関して言えば色々な解釈ができる所為で、今では弊害の方が
大きくなっています。例えば日本で大地震が発生したと仮定しましょう。
その場合でも、自衛隊はすぐには行動できません。さらに、もし外国でクーデター
やテロが勃発し、日本人が巻き込まれても自衛隊は簡単には海外に行けません。
国民の為に存在しているはずの憲法が、逆に国民に不利益をもたらしています。

憲法を制定する以上、それは現実の生活に役立つものでなければ意味がない。
現実社会のルールとして機能させる為には、個々の条文が色々な意味に取れる
のはやはりまずいでしょう。
しかし、日本国憲法の持つ平和への理想はどこかに織り込まなければならない。
それはどこかというと「前文」です。あそこに“ロマン”や“未来への理想”
を織り込めば良い。しかし今の「前文」は酷すぎる。内容ではなく文章が、です。
途中で主語がわからなくなるし、まるで、英語の原文を辞書片手に直訳したような
文章じゃないですか!

「前文」は国民が誇りを持って暗記できるくらいの名文であってほしい。
もしそれが実現出来れば、個々の条文をなくして「前文」を「主文」にしても
良いと思います。

Koinalさんからのコメント(1999年07月14日 02時35分42秒)
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はじめまして。
今日初めてこの居酒屋を覗かせていただきました。
私は、現行の憲法のすみからすみまでが、気にくわないという人間ですが、今日はその事ではなく
第9条に関し、以外に知られていない事に関連し、投稿します。
 第9条第1項は、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇叉は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」となっていますが、
実はこの条規は、昭和4年に主要国(当然我が国も)で結ばれた「パリ不戦条約」からほとんどそのまま取られています。
 − 戦争ノ抛棄ニ関スル条約(パリ条約、ブリアン=ケロッグ規約) [抄] − 
第一条
 締約国ハ国際紛争解決ノ為戦争ニ訴フルコトヲ非トシ且其ノ相互関係ニ於テ国家ノ政策ノ手段トシテノ戦争ヲ抛棄スルコトヲ其ノ各自ノ人民ノ名ニ於テ厳粛ニ宣言スル
第二条
 締約国ハ相互間ニ起コルコトアルベキ一切ノ紛争又ハ紛議ハ其ノ性質又ハ起因ノ如何ヲ問ハズ平和的手段ニ依ルノ外之ガ処理又ハ解決ヲ求メザルコトヲ約ス
(口語訳 
 第一条 締約国は、国際紛争の解決のため、戦争に訴える事を否認し、且つ、その相互関係において、国家の政策の手段としての戦争を放棄することを、その各自の人民の名において厳粛に宣言する。
 第二条 締約国は、相互間に起こる、ことあるべき、一切の紛争又は紛議は、その性質又は起因の如何を問わず、平和的手段以外にその処理又は解決を求めないことを約束する )
 
 これを素直に読むと、一切の戦争は放棄されてしまっているとしか、普通の人には読めないでしょう。でも、この
条文は、自衛のための戦争は含まれないとして、解釈されているのです。
 
 ですから 第2項の「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」の "前項の目的を達するため"の字句を日本側が入れた時、時の連合国側は、将来、日本が自衛の為の軍隊を保持する為だと察知し、又、黙認もしたと云われているわけです。
 
 私は、自衛の為の軍隊は独立主権国家として当然必要不可欠なものと考えていますが、
憲法の問題としては、少なくとも第1項は、そのままでも良く、何なら第2項もそのままで、例えば、第3、4項を下記の様に追記しすればどうかと考えています。
「 第3項 自衛のための軍隊は、これを保持することが出来る。
  第4項 天皇は、内閣総理大臣を任命する際に、内閣総理大臣を前項の軍隊の最高指揮官に任命する。」
第4項は、”内閣総理大臣は、・・軍を・・・指揮できる・・” の形式の文よりも、こうした方が格好がつくかと思っただけです。
 
 後、あえて云うなら、第1項は、文章を「パリ不戦条約」と同じに、
 「日本国は、国際紛争の解決のため、戦争に訴える事を否認し、且つ、その外国との相互の関係において、国家の政策の手段としての戦争を放棄することを宣言し、その外国との相互の関係での一切の紛争又は紛議は、その性質又は起因の如何を問わず、平和的手段以外にその処理又は解決を求めない。」
 と変えればどうかと思います。

そんなところで・・・



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