ハッと考えさせられた【一節】がございました…
【玄関はあくまで客用の玄関であり、滅多と光を入れるものでは…なく】。
明治生まれの厳格なお祖父さまの【お家】について…
(昨晩のj_xo様の御書込中の【一行】であります…)
* * *
う〜ん…知らなかった、のであります。
考えてみれば…昔から存在する【日本式家屋建築】って、
全ての部分にそれぞれの【しきたり】を有しているのかもしれません…ね。
いろんな部位に対する【言葉】が残っているコトからも推測しうる、と思われるのです。
例えば【敷居をまたぐ】という【言葉】…
それは単にその家の【屋根の下の空間】に自分が移動する、という意味以上に…
そこのご家族との一歩踏み込んだ【縁】を持つという人間関係の【証】である、
と思うのであります…
私、よく昔の日本映画など見ていて【薄暗い4畳半の茶の間】に【丸いちゃぶ台】が一つ…
などというシーンが出てくると…【身が引き締まる】思いがするのでございます、何故か…
【お客→いらしてくれる大事な方々】のために…
わが住まいの入り口の【光】はとっておくモノだぞ…
という【礼】の観念が息づいているのではないのか?と…
そしてそれが抽象的、しかし非常に【象徴的】に
明治生まれのお祖父さまの【家父長としての矜持:自負】を浮かび上がらせているのではないか?…と。
【一個の様式美としての…誇り】がわが胸を圧倒するのであります。
【旨い、旨い!などと顔ほころばせながら飯が食えるか!威厳のない!】
といった風情の【星一徹】?的なお祖父さまが【病床】にて…
お孫さんの作った料理に【美味しいなーーーうん、うん、うん…】
→そんな感じの…ホッとする【締めくくり】でありました、j_xo様の御書込は…
昔のお父さんはみんな【何処か】でやせ我慢したまま…一生を送ったのでしょうか?
※私は美味しかったら即座に口に出します。感動したら口に出します。
やせ我慢など…到底出来ません(笑)。
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