【解釈の介錯】→くわしくお話しましょう!!!
あのですね、私あの日は少し【飲み過ぎてしまった】ようなのであります。
うちの奥さんがおっしゃるには…
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私としましては、決してどのような【醜態】をさらした記憶もなく、いつもの通り
【休日だった】→【天気がいいから公園に行った】→【気分が良いので酒屋に寄った】→【公園を一望できる場所にテーブルと椅子があった】→【空が青かった】→【安い赤ワインが実に旨かった】…と、何のハードルもなく沁みいるような【酩酊】に心身を浸した、のであります…ただそれだけの事なのであります。
そしてワインが空いて【大変良い心持ち】になった私は、急にわが奥さんに会いたくなりました。
…なんとなく自慢したかったのでありましょう、わが下町の心地よい週末を…なごやかな酩酊を…それを余裕をもって【享受】しているわがお気楽人生を…。
その証拠に駅に向かう途中、商店街のお肉屋さん名物である【巨大豚カツとかりかりガーリック味ポテト】を購入しているのです。
まあ、途中のJRと西武線内の記憶は全く頭から欠如しているのでありまして、そこから推測するにかなり【出来上がって】いたのでありましょう。それは認めます、それは認めます、わが奥様…。
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しかし、しかしながら、ビールをあおりつつ私が【声を荒げて罵詈雑言】を噴出した!→それはあまりにも【辻褄】が合致しないのではないでしようか?
【寝っ転がって手足を振り回し、部屋の壁を蹴りつけた!】→それではあまりに話を【デフォルメ】し過ぎではないのでしょうか?
そんな事をする【必要性】が何処にあるというのでしょう? 私は大変気分良く【酔って】いたのでございます!いったい何に対してそんなに【怒る】というのでしょうか?
酒飲みを、酒飲みを、【目のカタキ】にするなぁ! なんでそんなに差別するんだぁ!
あなたは【二言目】には必ずこうおっしゃいます。
「だって酔ってたでしょ!覚えてないんでしょ?自分のやったこと覚えてない、それだけじゃぁ〜〜ん?!!!」
…まるで客をベロベロに酔わせておいて、飲食してもいない【不当な勘定】をレシートに打ち出す俗称:暴力バーの【言いぐさ】ではありませんか?!!!
その【必殺の台詞】があるかぎり、いかようにも【酒飲み】を悪者にしたてあげ、【精神的圧迫】をゴリ押ししようとそれは肯定され得る→そのような【弱者をないがしろにする】考え方は大変スットコドッコイでありましょう。
それでは【秩序】は成り立ちませーん!!!
酒飲みは、酒飲みは、とっても【いたいけ】なんだぁ!…歳とればとるほど…。
解ってないね、フンッ。
【宣言】いたします、ここに!
私はそのような【かさにかかった卑怯】なバッシングには二度と屈しません!!!さ、立ち上がりましょう、皆さま。
いいですか、立ちあがるのですよぉ!今こそ!
私は全国民の良心に【血を吐くように】訴えるのであります!!
【全アル中に市民権を! 平和に酩酊でき得る権利を! 色眼鏡で見られない社会的敬意を! 我らをさげすむな!】
今まで不当に無視されてきた【われらの権利】を手元に取り戻そうでは、あーりませんかぁ!!!
さあみんなで叫びましょう!!! 福利厚生、声をかぎりに、だ!!!
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…私の方が年下だからってね、【子供扱い】するんじゃないですよ、フンッ。
怒るときは怒りますからね、【アル中】だって、フンッ、フンッ。
…でもご飯作ってね、ちゃんと。
いわしのつみれ汁好きだからね、頼みますね…いつまでも怒ってちゃイヤですよ…
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さあ、みんなでシュプレヒコールだぁ…
(皆様、しょせんアル中とはこの程度です…)
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