【8月7日:私の誕生日】に、わが奥さんと池袋にて待ち合わせをいたしました。
私は午後の1時から会いたかったのですが、彼女が「ご飯食べたり洗濯したり、色々やることあるから」
といったので3時半の予定になりました。
私は根っからの暇人なのでしょう。人と待ち合わせると、約束時間のかなり前からその辺りをブラブラいたします。
2時ごろ、何となく喉がかわいたので、ビールの百円缶を買う事にしました。
繁華街のど真ん中に小売屋さんがありました。立ち飲みも行っています。
結局1人で飲みだしました…
3時頃に【良い心持ち】で電話を掛けると、わが奥様は
「もういかない」
と言いたれるではありませんか。
「昼から飲んでる人と、三越の入口で待ち合わすのは恥ずかしい…」
などと、【小学生のような駄々】をこねるではありませんか…
私は賢明になだめます。
「大丈夫だよ…ビールの他に【陶々酒】も飲んだんだ。【養命酒】にちょっと似ていて、結構体に良いんだ。」
私の釈明など、彼女はまったく聞いてはくれません。
そして、電話の向こうで泣きだしました。
「せっかくアンタのお誕生日なんだから、西武とかいろんな処行って、ウィンドショッピングした
かったのに」
私も【柔軟さ】を見せねばと思い、譲歩いたします…
「わざわざ英語を使わなくてもいいんだよ。【デパートで買い物】する位、ちゃんとつきあうさ。」
「酔っぱらいとブティックの中歩けません!キ〜!!」
わが奥さんが電話の向こうで、正気を疑うくらいにキレだしました。
結局よく行く居酒屋さん(3時からやっています)にて待ち合わすことになり、ケリがつきました。
大股でお店に踏み入ってきたわが奥様は、私のビールのコップをひったくって一気に【グッ】とあおると、
「さ、帰るよ」
さっきとは打って変わったバク連風の声とともに、私をお店の外に連れ出したのでした…
頭の上では、真夏のお日様がギラギラと笑いかけております…
今年も良い誕生日でありました。
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