【アルコールによる酩酊】、これをお猿さん達が、『日常会話』の発生する以前におぼえていたら…どうなったでありましょうか?
おそらく、私のようなアル中にばかり進化した『万物の霊長』が支配(出来たかなぁ…)する星になったでありましょう。
20世紀末までに 『24時間お酒を売っているコンビニ』が出来るほど、文明は急速には発達しなかった、と思われます…
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しかし、おそらく言葉が使われだした当初、人類の祖先は相手に対して言いたい放題、罵詈雑言・好悪をためらわずに即座に口にだしていたでありましょう。
戦意を表明する際に歯をむいたり、またメス猿に愛を告白する際にマウンティングなどをしなくてもよくなって、気の短いオス猿さん達は、さぞかし手間がはぶけたのではないのか?と思うのです。
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思いまするに、酒飲みになってしまうと、『日常会話』の方法論?的なものが 七面倒になってしまうようであります。
しかし、その昔、『会話』によって猿どもは飛躍的に意志の疎通が頻繁になって、遠からず文明が産声を挙げたのだ、と言っている人もいたはずです。(確か…)
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でも、なんとなく『だからこそ世界中が修羅場になってしまった』のだ、と思うのであります。言葉というモノは決して一人だけに向けられるモノではないのですから…。(【舌禍】という奴であります。)
大衆を扇動して暴動を起こす事を生業としている人もいます。
いろんな女性に同時に『愛』を告白しては、
闇から闇へ売り飛ばす職業の方もいらっしゃいます。
(【文明】と同時に【売春・女衒】【戦争】も発生した…という人もいました…)
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目の前に『子猫』の写真のテレフォンカードがございます。人からもらった物ですが、あまりに可愛らしいので0度になっても捨てられません。
人間にしても動物にしても(まあ、人間も動物ではありますが)、赤ん坊はシルエット的に四肢が短かいことは共通していると思います。
その短い手足で中空をつかみながら、邪気のない真丸い目で真正面からジッと見つめられると、知らずにニコニコしてしまっている自分がいます。
そいうった『根拠のない、しかし抗いがたい感情』こそが、人間の本能なのではないのでしょうか?
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つまり、私は『ただ飲みたい』のであります。
酔っていたいのであります。
わが奥さま、後生だからあんまり目くじらを立てないでいただきたいのでございます。
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